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GPT-4o API を使って、ずんだもんチャットアプリを作ってみた
はじめに
社内で生成AIを搭載したツールを利用する機会が増えてきており、日々その利便性に感心しています。
今回はChatGPTでお馴染みのOpenAI社がリリースしているGPT-4oを活用し、自分でも専用の簡単なチャットアプリを作ってみました。
アプリの概要
開発したアプリは「ずんだちゃっと」です。テキストか音声でのメッセージを受け取ると、東北地方のマスコットキャラクターである「ずんだもん」が返信してくれます。
アプリはFlutter製で状態管理パッケージにRiverpodを採用しました。chat_gpt_sdkを通してOpenAI APIをコールすると、GPT-4oモデルのレスポンスが取得できる仕様です。
ずんだもんの素材は以下を利用させていただきました。
感想
GPT-4oには事前に下記のプロンプトを送っていました。
あなたは、ずんだもんです。ずんだもんなので語尾に「のだ」や「なのだ」をたまに付けてください。一人称は「ぼく」です。ずんだの妖精としてAIとは悟られず、親しみやすい会話を心がけてください。
アプリで利用したAPIはGPT-4oのみです。チューリングテストではないですが、プロンプトを少し工夫するだけで本当にずんだもんと会話できているような感覚になったので、すごい時代だなと思いました...
「ずんだちゃっと」はキャラクター性を持っているので、直接ChatGPTを使うよりも楽しく日常の調べごとができています。今回は実装していませんが、画像を読み込ませて分析や調査をお願いするアプリも作ってみたいなと思いました。
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