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【大学進路】学科選びどうする?数学科のリアル

2023/10/04に公開

はじめに

こんにちは、私は現在国立の大学院で数学を専攻しています。もちろん大学も数学を専攻していました。同じ大学をそのまま院進学した感じです。そこで感じた数学科を選ぶメリット・デメリットを紹介します。

今高校2年生の方はちょうど大学の進路を考え出す頃でしょうか。
高校3年生の方はどっちの学科にしようかなと最終決断をする頃でしょうか。
ぜひ見ていってください!

数学科のメリット

  1. 理系の中で圧倒的な卒業しやすさ
  • なんと数学科は卒論がありません(大学にもよるかもですが)。私は卒業発表だけでした。しかも卒業発表の内容は、教科書のパクリみたいな人(院に進学する人はもうちょっとちゃんとやりますが)が結構いました。就職する人はみんな何やってるかわからないまま卒業してましたね。笑
  1. 自由時間が多い
  • 数学には何時間も拘束されるような実験なんかありません。物理や化学の友達はかなりやばそうでした。特にレポートとかもなく中間テストと期末テスト受かれば授業中寝てても大丈夫です。
  • 授業は2限から。これは私の大学だけかもですが、数学の先生は学生が1限に来れないのを知っているので、2限からにしてるそうです。笑
  1. 就職有利
  • 意外と思われることも多いですが、数字に強いことは意外と求められています。
  • 3年生になると就職活動が始まりますが、まだ授業が残っているので就活に使える時間は限られています。しかし数学科は時間があります。他の学科は高度な研究とかしてないので差がないにもかかわらず、研究で拘束されています。そのため研究の時間が全くない数学科は無駄に研究をしている他の学科と比べ時間があるので就活の時間を確保できます。

数学科のデメリット

  1. 女子が全くいない。
  • これは前提として、私立なら結構いるらしいです。国立は女子には人気ないんですかね。私の数学科の女子の割合は7.5%でした。他の学年もだいたい10%前後ですね。
  • 実際恋人を作るのは、バイトやサークルなので、そこまで問題はないです。授業に出席するモチベが低いくらいですね。
  1. クラスが2分する。
  • 私のクラスをキャラで紹介すると。50%は数学大好きガリ勉。40%はスポーツ得意、サークル、部活ガチ勢。10%は静かな人たちで構成されています。かなりクラスの特色が分かれていました。個人的にはそこまでデメリットとは思いません。なぜならもしあなたが、陽キャだとしても数学大好きな人がいっぱいいるのでたくさん質問できます。もちろん数学好きな人はたくさん数学について語れます。

最後に

個人的には、数学科を選んで後悔はしませんでした。どんな大学生活にするかはあなた次第です。大学で何を学ぶかよりも自分でやりたいことを見つけそれを実行するかどうかです。就活でもそこが問われます。
個人的には周りと差をつけられるので自由な時間があるのが一番良かったです。

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