ペル方程式
以下
右辺の
ペル方程式は基本解を
とする。
-
が偶数のときr -
は解を持たないx^2-ny^2=-1 -
が(p_r, q_r) の基本解x^2-ny^2=1
-
-
が奇数のときr -
が(p_r, q_r) の基本解x^2-ny^2=-1 -
がx_1+y_1\sqrt{n}=(p_r+q_r\sqrt{n})^2 の基本解x^2-ny^2=1
-
-
の連分数展開は必ず周期的になるのでこの形だけ考えればよい。また、\sqrt{n} ,a_0 = \lfloor \sqrt{n} \rfloor となる。また、a_r = 2\lfloor \sqrt{n} \rfloor は回文となる。 ↩︎a_1, a_2,..., a_{r-2}, a_{r-1}
よって、漸化式は2x2行列を使って以下のように書ける。
繰り返し展開すると以下のようになる。
途中の
ここで
Amthor's solutionの項を読むとある整数
-
での基本解n' を求める(x', y') -
と表せるx+my\sqrt{n'}=(x'+y'\sqrt{n'})^k を見つけるk - 上の
が解(x, y) x+my\sqrt{n'}=x+y\sqrt{m^2n'}=x+y\sqrt{n}
Smooth numbersの項を見ると2次ふるい法と似たような手法で高速化出来そう。(あとでちゃんと読む)
x^2-ny^2=1の解は求まるが、x^2-ny^2=-1の解は求まらなさそう
証明
ここで
また、
よって、
よって、以下では
よって
ここで
よって
ここで
以上より