HHKB Studio US配列をUbuntu24.05で使う
HHKBStudioのUS配列を購入して、キーマップ変更ツール や日本語英語切り替えの非トグルスイッチ化を行ったのでご紹介します。
1キーマップ変更ツール の使い方。
公式ではMacとWindowsのダウンロードリンクしかなかったので自分はWindowsに有線で繋いでセットアップしました。
有線接続の方法
[Fn]キーを押しながら[Control]キーを押し、さらに[0]キーを押してください。
接続完了後、キーマップ変更ツールを起動します。
こちらでキーマップ、Fnキー、Fn2キーを押した時に使えるキーマップを変更できます。
Ctrl+Cなど組み合わせも一つのキーに登録できます。
自分が行なっているのはFnキーを押した際/をctrl+/を設定してVScodeでのコメントを左手片方で行えるようにしています。
また、他の方のキーマップを参考にFnキーを押した際にテンキーを使えるようにもしています。
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他にこのツールで変更できることとしてはジェスチャーの変更で左右上下にウィンドウ切り替えや音量変更スクロールを割り当てることができます。
2 DIPスイッチ
DIPスイッチ、キーボード裏側にあるスイッチでは
マウスキー
ジェスチャーパッド
ポインティングスティック
スクロール方向
[BS]キー
省電力(*1)
が変更できます。私が変更しているのはスクロール位置がデフォルトだとスティックを下にした時に上にスクロールされる設定に違和感があったため変更しています。
3 ポインティングスティックの速度変更
ポインティングスティックの速度変更の方法はPFUさんが裏技みたいでごめんなさいというほど結構覚えにくいです。
Fn2とGで速度アップ、Bでダウンとなっています。Linuxではうまく機能していないような気もしています、、、
4 日本語入力と英語入力の切り替えをMozcとFcitxで行う。
手順としては以下でFcitx-mozcを入れます。
sudo apt-get install -y fcitx fcitx-mozc
Settings 設定> Region & Language 言語と設定> Manage Installed Languages インストールされた言語の管理> Keyboard input method systemでfcitxを選択する
fcitx configuration fcitxの設定> Input MethodにMozcとEnglishを設定する
fcitx configuration fcitxの設定> Global Configuration > Show Advanced Optionsをチェック > Activate/Inactivate Input MethodにLalt/Raltをそれぞれ割当
私の場合はキーマップ変更ツールで半角全角を割り当ててそちらのキーをこちらに設定しています。
番外編 キーキャップ、キースイッチ交換
キーを交換することでかちゃかちゃ気持ちい打鍵音を楽しめます。
必要なものはキーキャップ、CherryMXのキースイッチ、キースイッチ取り外し工具(500円くらい)
です。
私は遊舎工房という秋葉原にある自作キーボードショップで購入しました。
こちらではキースイッチの打鍵感を実際に試せてバラ売りで購入できるので、1スイッチ50円程度から買えます。アルファベット26個で1500円程度、スペースキーやバックスペースも一つのキースイッチで済むので4,000円程度で全部のキースイッチを交換できます。自分は具リッキーなスイッチを買ってカチャカチャッターンを楽しんでいます。くれぐれも仕事場では周りの方の迷惑にならないようにご注意ください。
こんな感じでHHKB Studio生活を楽しんでいます。カスタマイズ性や尊師スタイルやリストレストなど周辺機器を今後は買っていきたいと思っています。皆さんも高めですがお試ししてみてはいかがでしょうか。 終わり
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