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TsKaigサブイベント#1_frontendの参加レポート
株式会社トリドリのfujitani soraです
TsKaigiサブイベントの第一回に参加してきました。レポートをお納めします。
夏休みの宿題
TsKaigi Kansaiのプロポーザルと締め切りが発表されました。書きます
セッション
※セッション毎の感想になるので、技術寄りの内容のみを記載しています
大規模なコードベース改修のために自作Typescriptツールを作るメリット
- toridoriでもts-morphを使ったコード生成ツールを自作、CLIとして設定しているので身近な話でした。GraphQL,NestJS Module,Service,TransactionService、CQRS,Spec...とnest generateコマンドだけでは辛い場面が多いので、ts-morphコード生成には毎日助けられています。
- ただ差分を作るのではなく、差分を作ってくれる差分を作ろう。が良かったです。
- 最近Nexusから NestJSへの移行作業をやっているので、ASTなどのコード変換をうまく使えればもっとスムーズだったのかな?とか思いつつ聞いていました。
ReactNative アプリ同士の通信のために型情報をサクッと共有した話
- 障害が起きてもなんとか動いている状態を作るという目標が実際にやるとなるとかなり難しそうで、TCPで通信したり、ビジネス要求を達成するために開発者が工夫を凝らしているのが見えて良かったです。
- サービス特性である障害耐性を運用できて終わりではなくzennの連載でもテーマにしている話があって、一つのプロジェクトを「作ってリリースするまで」ではなく、「リリースして広報に使える形にして共有するまで」みたいなスタンスは強いチームになる為にも大事ですね。
私のことは嫌いになっても TypeScriptのことは嫌いにならないでください
- 「難しい型操作が必要になる時は、設計が間違っている可能性が高い」の部分にとても共感しました。シンプルな仕様を目指すのは大事
テスト用のオブジェクトを簡単に作れるFactoryJSというライブラリを作った
- Railsで使えるfactoryBotのTypeScript版ですの説明ですぐに頭に入りました。比喩が的確。
prisma schemaからダミーオブジェクトを生成できるみたいで、うまく運用できるとmockファイルの肥大化を防げるかもしれない。 - commit messageで誰かの誕生日を祝っていました。
- https://github.com/factory-js/factory-js
【App Router時代のスタイリング革命】 Zero-Runtimeの理解とvanilla-extractという選択肢
- 第一声の「皆さん、 AppRouter使ってますよね?」でドキッとしました😶
懇親会で皆さんの話を聞いてもAppRouterのことを嬉しそうに話す人が多かった印象。自分はあまりこの辺の知識がないのでこの話題には触れないでおきます... - スピーカーの方の喋りがとても聞きやすかった印象。自分も人前で話す機会はよくあるので参考にしたいです
tsconfig.jsonの設定を見直そう!フロントエンド向け 2024夏
- config周りの設定値がbundle sizeやパフォーマンスに結構影響しているなと再認識。TSは周辺ライブラリやエコシステムの移り変わりが早いので的に的に見直すようにします。
- tsconfigはよくコピペで持ってきてしまうので、環境に応じて作れるようになりたい
今回は以上になります。
テーマがフロントエンドだっだのであまりついて行けないかもなと思っていたのですが、TS全体に共通する話題も多く楽しめました。
tskaigi_msupはまた来年上旬に企画されているようなのでそれまでにTS力上げておきます。次のテーマはまだ未定らしい。
まずはTsKaigi Kansaiの宿題を終わらせよう。
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