⌨️

HHKB Studioを3日で手放した話

2024/08/04に公開

はじめに

ずっと気になっていた HHKB Studio を購入しましたが、私には合わなかったため、3 日で手放すことにしました。その理由について記載します。

上から順番に使用していたキーボードを記載します。

一般的に言われていることは後ほど記載します。
一般的なこと以外で、私が感じた良かった点と悪かった点を記載します。

コーディング中にキーボードから手を動かさずにマウス操作ができる

作業を効率化するためにショットカットキーを使用するなど、なるべくキーボード操作で作業を進めるようにしていますが、どうしてもマウス操作(GUI 操作)の方が効率が良い場面があります。HHKB Studio にはポインティングデバイスが搭載されているため、キーボードから手を動かさずにマウス操作ができるのは非常に便利でした。
Fn キーとの組み合わせで 10 キーを実現できる

HHKB Studio には Fn キーが 3 種類搭載されているため、Fn キーとの組み合わせで様々なキーを割り当てることができます。私はこれを利用して、10 キーを実現しました。これにより、10 キーがないことによる不便さを解消することができました。

電池の接触が悪い

直列で電池 4 本を使用しているためか、電池の接触が悪かったです。基本的に使っているときは問題ないのですが、持ち上げて移動したり、机に置いたりしたタイミングで、電源が一瞬落ちてしまうことがありました。

電源が落ちるだけならいいのですが、急な電源落ちが原因で、キーボードに書き込んだ設定がリセットされてしまうことがありました。
ショットカットキーを使用する際に押すキーが多くなる

HHKB はキーの数が少なく、Fn キーとの組み合わせ方向キーなどを実現します。コーディングをしている際に、もともと 3 つのキーを押す必要があったショットカットキーが、HHKB では 4 つのキーを押す必要があることがあります。これにより、ショットカットキーを使用する際に押すキーが多くなり、操作が煩雑になることがありました。
動作の品質が低い

物理的な品質は高いと思いますが、動作の品質が低いと感じました。接続の遅さや、Bluetooth の接続切り替え等に使用するキーにショートカットキーを割り当てることができてしまうなど、もう少しユーザービリティを考慮してほしいと感じました。

一般的に言われていることを記載します。

いろいろと私には合わないと感じた点を記載しましたが、手放した理由としては価格と品質が釣り合っていないと感じたためです。

44,000 円という価格で、この品質は低いと感じてしまいました。リセールバリューが高いこともあり、手放すことにしました。定価が 20,000 円程度であれば、今も使い続けていたと思います。

３種類しかキーボードを使用していませんが、今まで一番使いやすかったキーボードは MX KEYS S です。価格も 3 つの中では一番安く、動作もかなり安定していました。スリープからの復帰も非常に早く、ストレスなく使用することができました。

打鍵感以外は私に合っていました。しかし、打鍵感が気持ちいいと仕事へのモチベーションが上がるので、今は Lofree Flow を使用しています。

HHKB Studio は一般的には非常に評価が高いキーボードですが、私には合わなかったため、3 日で手放すことにしました。価格と品質が釣り合っていないと感じたためです。

ただし、良いキーボードであることは間違いないです。打鍵感も最高でした。(もう一度あの打鍵感を体感したいと感じています)

HHKB Studio を購入を検討している方の参考になれば幸いです。