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toraco株式会社を退職しました

2024/03/31に公開

どうも、たんです。
この度3月末でtoraco株式会社を退職する運びになりましたので、振り返りと元弊社がどんなお仕事をしているのかをお伝えしたく、筆を取りました。

お前誰?

たんと申します。
新卒からエンジニアだったわけではなく、大学卒業後3年間小学校教員 → 闇SES(本題と関係ないので割愛) → エンタメ系自社サービス → 現職になります。

基本的にクライアントワークで、受託で0からシステムを構築したり、お客様のチームにジョインして開発業務を行っていました。
新しいことを学ぶのが好きで、最近はAWSのサービスについて深く知るために資格を取ったり、より長期にわたって運用しやすいシステムの設計について学んでいます。
言語で言うとGo、Typescriptが好きです。

toracoってどんな会社?

私たちtoraco株式会社は、Webアプリケーション開発を基盤に、お客さまのサービスを実現するためのトータルサポートを行います。
新規サービスの要件定義・設計・開発・テストはもちろん、リリース後の継続的な機能改修および運用改善が得意です。

Webアプリケーション開発が主な業務内容で、業務形態として、2種類のお仕事をおこなっています。

  • 受託開発
  • ラボ型開発

受託開発は比較的想起しやすい業務と思いますので、割愛します。
一方ラボ型開発とは、ラブスク型の料金体系で、お客様のシステムにチーム体制でジョインして、アジャイルで開発をサポートするような開発モデルのこととしています。
例えば、社内の顧客管理システムを作りたい、または作ったけど長期に渡って運用し、継続的に機能追加や改善を行っていきたいとき、都度、社外のSIerや開発会社に追加発注するのはコストや手間がかかるケースがあります。

そこで、このラボ型開発を導入することでまるで社内にエンジニアがいるかのように、シームレスに開発を進めることができます。
また、ただ開発するのではなく、お客様のビジネス上の課題を一緒に考え、並走していけるような関係性の構築も目指しています。

最近では、お客様の社内の開発体制内製化のため、長期契約を打診してくださった事例もあります。
こういった業務でtoraco株式会社は、「やりたいをテクノロジーで解決する」を体現しています。

ちなみに、代表は元々YoutubeでReactの解説動画を発信されていた方です。
数年前駆け出しで勉強のお供にされていた方も多いのではないでしょうか?(当時Udemy派でしたが、友人がよく見ていました)
https://www.youtube.com/@1492tiger

経験したこと

1年半という短い期間の中ですが、たくさんのプロジェクトに関わらせていただきました。
その辺を棚卸してみます。

参画した案件

  • Shopifyと連携した会員システムの開発
  • ToBe向け配信システムの開発
  • プログラミング授業の配信プラットフォームの開発
  • ベクトル検索ライブラリを用いた、画像検索処理の最適化
  • 社内販売管理システムのリプレイス

経験した業務

  • 商談(提案資料作りから、デモ画面の作成、提案まで)
  • 工数見積もり
  • お客様とのMTG、打ち合わせ等
  • 要件定義(一人でやるというより、チームやお客さんと詰めていくことが多かった)
  • コードレビュー、タスク作成
  • システム構成図作成、API、DB設計
  • インフラ構築
  • システム・プロダクト開発(フロントエンド、バックエンド問わず)
  • 調査レポートの作成

経験した技術スタック

  • Next.js(Next.js)
  • Typescript
  • Go
  • Python(画像ベクトル検索)
  • REST API
  • GraphQL API
  • Terraform
  • AWS
    • ECS(fargate)
    • S3
    • Cloudfront
    • ALB
    • CloudWatch Logs
  • GCP
    • CloudRun
    • CloudFunctions
    • Firestore
    • Firebase SDK

とにかく、良くも悪くも何でもやる、というのがtoraco株式会社の業務の特徴です。
少数規模でありながらも、ありがたいことに複数開発のお仕事をいただいており、プロダクト開発だけでなく、設計やプロジェクトマネージャー等のお仕事も並行して求められることが多いです(もちろん本人のキャリア志向等も考慮されます)。

開発時の技術選定ついては、お客様の要件や生産性を重視して、決定します。小規模のサービスであればモノレポのような構成で、複雑なアプリケーションを構築する場合は、はっきりとクライアントとAPIの責務を分けるような構成でアプリケーションの構築を行っていました。

基本的には上記の通りですが、生産性が上がりそうな技術の提案は採用されやすいです。
最近だとフロントエンドは、Next.js、バックエンドはTypesctiptやGoで開発することが多いです。

退職を決意した理由

そんなに濃い経験をしているのに、なぜ辞めるの?という疑問に対し、返す言葉もございません。

退職は、個人的な理由です。
27歳の時に上京し、遅咲きでエンジニアになり30代を迎えた今、ライフイベント等もあるこの歳で海外を見据えて動けるのはもう今しかないのでは?と直感的に思ったからです。
とてもありがたいことに、エンジニアという仕事がピッタリ自分の嗜好にハマり、生活の一部になり、仕事にもかなり情熱的になりました。経験年数も3年ほどになりましたが、まだまだ知識不足や経験不足を痛感している最中です。
しかし、上京を決めた際も「語学とITを強みにした仕事がしたい」という思いが強く、その想いが消えることはありませんでした。

まとめると、グローバルな環境で働きつつもエンジニアとして働いていくことを考えた際に、一度会社員を辞めて世界に目を向けて生きていきたいと思いました。
直近は、滞在できる英語圏の国を見つけることと、海外大学院への入試対策を進めていくことが目標です。
まだすぐに海外に出れるような状況ではありませんが、機会を見つけられたらすぐに飛ぼうと思っています。

というわけで、退職する運びにはなりましたが、toraco株式会社の成長を心から応援しておりますし、今後も力になれそうなお仕事があれば、まだご一緒させていただければと思っています。

どんな人がtoracoに合っているのか

退職エントリーという形ですが、ぜひtoracoのことをもっと知っていただきたいのと、一緒に会社を大きくしていただける方を探しております。
このような方には、ぜひtoracoにジョインしていただきたいな、と思っています!

  • 成長欲はかなりあるものの、環境に恵まれず苦い思いをしている方
  • エンジニアとしての市場価値を短い期間で高めていきたい方
  • 開発業務だけでなく、採用やプロジェクト管理など、会社の成長も一緒に考えていける方

終わりに

toraco株式会社での業務期間は1年5ヶ月と短い期間でしたが、かなり濃く、楽しい時間を過ごさせていただきました。
特に、年齢や経験に関係なく、チームメンバーやお客様と議論しながら一緒にお仕事ができたことをとてもありがたく思っています。

toracoのお仕事やメンバーに興味のある方はぜひ以下のリンクからカジュアル面談をお願いします!!

最後に、toraco株式会社ではエンジニアを積極採用中です。
フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、クラウドインフラエンジニアなど職種問わず、様々な技術領域にチャレンジできます。また、PM(プロジェクトマネージャー) や EM(エンジニアリングマネージャー)のキャリアパスも用意しています。
興味のある方は Wantedly の募集をぜひ読んでください。
https://www.wantedly.com/companies/company_5649245

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