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国産ヘッドレスCMS「Kuroco」で開発環境を作ってみた

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公式ドキュメントに載っている内容そのままなのだが、とても良い機能だったので紹介。
開発環境を作成する手順 | 導入実績6000社以上の国産エンタープライズ・ヘッドレスCMS

業務で多言語対応のサイトのCMSシステムにKurocoを提案。まずは開発環境をどのように作成できるのか知りたかったので上記のドキュメントをAstroでなぞってみた(ドキュメントはNuxtベース)ので要約する。いかにいいCMSでも開発環境がいいかんじに作れないと楽しく仕事ができない性格なのだ。個人的DX。

Kurocoの好きな点はフロントエンドサーバーもちゃんと提供してくれるところ(しかも基本機能として提供してくれている)。他のヘッドレスCMSは、CMSのみの提供でフロントエンドサーバーはCloudflareなりVercelなりを別で利用する必要がある。ヘッドレスCMSの仕組みをクライアント様に説明するのも大変なのだが、さらに色んなサービスも契約しないとならない…となるとさらに説明が面倒になる。KurocoならDNS以外の機能はすべて揃っており、他に必要な契約が発生しない。クライアントワークでこれは大きなメリット。

そんなKurokoでどんな開発環境が作れるかを簡単に図式化してみた。

Kurocoの開発環境

PDFはこちら

KurocoとGitHubとDNS(AWS Route 53とか)があれば設定が可能だ。

ハマりどころをいくつか紹介。

独自ドメインの設定

KurocoFrontで独自ドメインを利用する手順 | 導入実績6000社以上の国産エンタープライズ・ヘッドレスCMS

独自ドメインの設定でいくつかつまずいた。まず失敗するとサポートに連絡しないといけない!自分は失敗した!

独自ドメインは一度追加すると変更ができません。間違って入力してしまった場合は、サポート宛にご連絡をお願いいたします。

かなり慎重にやる必要がある。
そして設定の反映には一晩ぐらい時間がかかる。自分は寝る前に設定をして朝確認したので一晩ぐらいの感覚だったが、10分以内とかそういう速度ではなかった。時間に余裕を持って設定されたし。

最後に管理画面でドメインを切り替える設定も必要だ。これを忘れるとせっかくバインドしたドメインがいつまでたってもフロントに反映されない。

ほかにハマったところが何かあったかな…と思ったが、無かった。ドキュメントを精読すればきっと問題ないだろう。ドメインの設定だけ注意が必要だ。

まとめ

Kurocoには他のCMSにある契約プランといったものが無い。すべて従量課金。従量課金、と言われると結構怖いが目安がウェブサイトに載っている。

料金サンプル

そんなに高くない。この金額でECサイトの機能もあったりと、攻略しがいがあるサービスだと思った。快適な開発環境ができたのでさらに調査を進めたい。

株式会社トゥーアール

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