Macのストレージを「その他」が圧迫問題
Macのストレージを圧迫していた.PKInstallSandboxManager
について調べていたものの、中々情報が見つけられなかったので、情報共有の意味合いを兼ねて書いた記事です。
.PKInstallSandboxManager
が何かまでは書いてません。
概要
何を書いたかというと、/Library/InstallerSandboxes/.PKInstallSandboxManager/XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX.activeSandbox
というディレクトリがストレージを圧迫していたんですが、このディレクトリは、
- Xcodeのアップデートの時に作成されるみたいだよ
- アップデートが終わると自動で削除されるみたいだよ
ということです。
何に使われているのか、削除していいものなのかまでは分かりませんが、僕は迷った末に消しました。
問題は今のところ起きていませんが、削除する場合は自己責任で実行してください。
詳細
何があってどんなことしたかを少し詳細に書いているだけです。
ストレージの圧迫
私用のMacでディスクが容量がいっぱいになっている旨のワーニングが出たので、ストレージの内訳を確認すると150G / 250Gが「その他」の項目で占められていました。
最近ストレージを空けたばっかりだったのと、全く思い当たる節がなかったので、DaisyDiskを購入して詳細を調べると、/Library/InstallerSandboxes/.PKInstallSandboxManager
というディレクトリ以下に15G程のXXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX.activeSandbox
というディレクトリを6個ほど発見。合計で「その他」の90G程を占めていました。
どのディレクトリも同様の構成になっていて、なんとなくXcodeで使われていそうなことまでは分かったものの、消していいものか判断がつかず。。。
迷った末に消している人がいたので、結局消すことにしました。
因みにですが、削除するときはコンソールの操作間違いが怖かったので、sudo open /Library/InstallerSandboxes/.PKInstallSandboxManager
でファインダーを開き、GUI操作でゴミ箱に移動しました。
activeSandbox
ディレクトリの挙動
XcodeをAppStoreからアップデートしている際に/Library/InstallerSandboxes/.PKInstallSandboxManager
以下を確認すると、同様のXXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX.activeSandbox
というディレクトリが作成されていたのですが、アップデートが終わると自動で削除されていました。
アップデートにも削除にも時間がかかるので、アップデートの実行中にストレージ内訳を見ていると、少しずつ空き容量が減っていって、途中から空き容量が増えていく様子が分かります。
つまり、消していいものかは分からないけど、普通は残らず消えそうだねということは分かりました。
DaisyDiskについて
調べれば出てくると思うので詳細は書きませんが、ディスク使用量の内訳を可視化してくれる有料のアプリです。
「このMacについて」からでは分からない「その他」項目の詳細も分かります。
AppStoreからもインストールできますが、AppStoreからインストールすると管理者権限での実行ができず、/Library/InstallerSandboxes
のような隠し領域の可視化ができません。
もしAppStoreからインストールしてしまった場合は、DaisyDiskのページからFREE TRIAL版をインストールすると、AppStoreのライセンスを自動で認識してくれるようです ( https://softantenna.com/wp/mac/daisy-disk-3-0/ )。
僕はAppStoreでインストールしてしまったので、FREE TRIAL版をインストールしなおしました。
参考
- https://ohwhsmm7.blog.fc2.com/blog-entry-586.html (ストレージの空き容量を増やす)
- https://daisydiskapp.com (DaisyDisk)
- https://softantenna.com/wp/mac/daisy-disk-3-0/ (DaisyDiskについて)
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