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[Salesforce]項目の値によるセクションの表示制御を動的フォームで実現!!!

2024/10/10に公開

こんにちは、Salesforceエンジニアのトモです。
段々と寒くなり今年残すところ後3ヶ月。。
あっという間に一年が過ぎていきますね。

さて、今回は「項目の値によるセクションの表示制御を動的フォームで実現」
というテーマについてお話します。
実は私、「動的フォーム」という言葉を知らずにいました。。
なので今回の内容を通してその仕組みや活用法を一緒に見ていきたいと思います。

概要

1.動的フォームとは??
2.作成した画面の紹介
3.説明
4.最後に

動的フォームとは??

項目の条件やユーザーの属性に応じて、ページレイアウト上の項目やセクションを表示・非表示にする機能です。
各ユーザーが必要な情報だけアクセスでき、柔軟なレイアウトを構築出来ます。
簡単に言うと、条件によって項目やセクションを表示・非表示にする事が出来る機能。

また、動的フォームと並びに動的アクションという機能もあります。
動的アクションとは、特定の条件に応じてレコードページやアプリページ上の
アクションボタン(新規作成、編集、削除など)を動的に表示・非表示出来る機能です。

作成した画面の紹介

パスまたは状況が非購入の場合は、各セクションの非購入を表示させます。

パスまたは状況が購入前の場合は、各セクションの購入前・検討中・見込みを表示させます。

パスまたは状況が購入済の場合は、各セクションの購入済・購入前・検討中・見込みを表示させます。

上記の様に、パスまたは状況(項目)の値によって、表示・非表示のセクションを動的に行っています。

説明

編集したいページを開き、設定→編集ページを選択する。
※初めての方は「アップグレードに関する問い合わせ」をクリックして完了してください。

まずは、パスまたは状況が非購入の場合の説明をします。
非購入のセクションを選択するとページ>項目セクションに変わります。
コンポーネントの表示を設定→条件で表示されます。
非購入の場合は、非購入セクションのみを表示するので以下の条件になります。
項目(状況)が値(非購入)と等しい時表示する条件

次に、パスまたは状況が購入前の場合の説明をします。
購入前の場合は、購入前・検討中・見込みのセクションを表示したいので以下の条件になります。
項目(状況)が値(購入前)または値(購入済)と等しい時表示する条件
※次の場合にコンポーネントを表示:のいずれかの検索条件を選択してください。

しかし、これだけでは検討中・見込みのセクションは表示されません。
以下の様な考え方だと分かりやすいと思います。

要するに、検討中・見込みのセクションで条件を加える必要があります。
以下の画像は、見込みの条件です。
条件式に、購入前・購入済の条件を加える事で購入前の場合に見込みのセクションが表示される様になります。

最後に

今回は、動的フォームの使い方を説明しました。
色んな場面で使う時が来ると思いますので今回のblogが参考になったら嬉しいです。
個人には、説明の仕方や文章構成がまだ未熟ですのでそこを鍛えたいと常日頃思っています。
質問やいいね!待ってます!ではまた。

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