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VectorホームページサービスからAzure Static Web Appsへ移行した話①

2024/12/03に公開

Vector ホームページサービスは2024/12/20で終了

2000年くらいから利用してきたVectorホームページサービスは2024年12月20日を持って終了となります。およそ24年にわたり利用してきたサービスですがとうとうなくなります。
というわけで移行先または消滅ということを検討しなければなりません。

Vector ホームページサービスで公開していた内容

容量5MBのCGIなども使えないサービスでしたので純粋なHTML4+CSSの2000年代の技術の静的なサイトでした。
というわけで、これはAzure Static Web Appsでいけるのでは?と考えました。

Azure Static Web Appsとは?

https://learn.microsoft.com/azure/static-web-apps/overview?WT.mc_id=%3Fwt.mc_id%3DDT-MVP-5004827
静的なアプリケーションをGitHubやAzure DevOpsのコードリポジトリから自動的にデプロイしホストするサービスです。
通常は、AngularとかReactとかVue、Blazorなどの静的なWebアプリのフレームワークを使用したライブラリを使用して構築したアプリをビルドしてこれをデプロイするようなワークフローが組まれます。

今回は、こういったフレームワークなしのパターンでそのままAzure Static Web Appsに配置するだけのパターンでやります。

今回Azure Static Web Appsでうれしいこと

自動更新される無料のSSL証明書

Azure Static Web Appsには自動的に更新される無料のSSL証明書があります。
この手のものを手動管理していると更新漏れが起きるので自動はうれしいですね。

カスタムドメイン

デフォルトでのドメインが提供されますが、カスタムドメインをつけることもできます。
別途、自分で取得したドメイン、あるいはAzureでドメインをこうにゅうすることができます。

グローバル分散

Static Web AppsはCDNによってグローバル分散されたサービスです。
とはいえ、ほぼ日本からしかアクセスないです。

次回

次回、構築編です。

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