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HP OmniBook X 14-fe 2週間使ってみてのレビュー

2024/11/10に公開

はじめに

https://tomo-k.hatenablog.jp/entry/2024/11/01/051637

というわけで、HP OminiBook X 14-feを購入してからはや2週間ほど経ちましたのでレビュー記事を書こうと思います。

とにかくバッテリーの持ちがよい


https://jp.ext.hp.com/notebooks/personal/omnibook_x_14_fe/

HPのサイトにもあるように、最大26時間駆動のバッテリーを謳う長時間駆動というのは伊達ではなくとにかくバッテリーの心配をしなくてよいというのが素晴らしい点です。
たとえば、1.5時間ほどの外でのバッテリーでの作業をしたときは終了した時点でのバッテリー残量が93%でした。
これは、一般的なスマートフォンよりもバッテリーの減りが少ないのではないでしょうか?
もちろん、行う作業にもよりますし一概にどうとは言えませんがほぼ1日のあいだ持ち歩くという点ではバッテリー残量は気にしなくて済むというのは大きいです。
このあたりは、Snapdragon X Eliteの省電力性能素晴らしいと思いました。

熱さが気にならない

バッテリーの持ちがよいというのにもつながりますが熱はそれほど持ちません。
ACケーブルにつないで最適なパフォーマンスで動作させるとそれなりにファンは回るし熱は持つようになりますがそれ以外の時はそれほど気にならないです。

速い

省電力だからありがちなこととして遅いかというとそうでもないです。

上記の通りのベンチマークが示すとおりCPUに関してはシングル、マルチにともに優秀な値を示しています。


さすがに、1年半前に購入したIntel Core i7 第12世代の12700Hと比較してしまうと少し見劣りしてしまうもののこちらのTDPを考えると(TDP 45W、最大ターボ115W)健闘しています。

また、高いストレージ性能と合わせてまったく総合的に不自由は感じません。

互換性

Snapdragon X EliteというArmアーキテクチャということで気をつけたいことは互換性の点です。
もちろん、Word・Excelといった一般なところは問題ありませんがどうしてもドライバーですとか一部のハードウェアに密接に絡んだりするところにおいては注意が必要です。

今回、試した範囲内で手持ちの範囲ではYAMAHA AG03のドライバーがまだ供給されていませんでした。
また、Microsoft SQL Serverが動きませんでした。
Visual Studioに同梱されているLocalDBについても動きませんでした。(ごにょごにょすればSQL Server Express LocalDBを動かす方法はあるようです)

キーボード

普段使っているUS配列ののキーボードということでやはりここがとてもよかったです。
日本で売られているノートパソコンでUS配列が選択できるものというとどうしても選択肢が狭められてしまいます。
ちゃんと選ぼうと思ったらThinkPadかSurface Proシリーズで別にキーボードカバーを選択するかくらいでしょうか?
HPで現在唯一US配列のキーボード(逆に日本語配列が選択できない)で売られているこの機種は私のために売られているものと感じました!
たいていのプログラム言語はUS配列を基準にして作られていると感じてますのでUS配列の方が打ちやすいように感じています。

ディスプレイ

16:10の比率のディスプレイということでやはり少し縦に長いのがうれしいかなという印象です。

総合的

省電力かつとても高速なPCということでとても満足しています。
互換性の点で若干課題はあるもののそこは従来のIntelPCと併用することとなりそうです。

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