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Fluent UI Blazor 4.11.0以降の破壊的変更
まもなくリリースされると思われるFluent UI Blazor4.11.0の破壊的変更について影響が大きいところを書いておきたいと思います。
DataGrid
みんな大好きDataGridに大きな破壊的変更が入ります。
DataGridは4.11.0以降レンダリングに標準的なTable要素を使用します。
これによってコンテンツの構造におおきな変更が入ります。独自のコードやCSSなどを入れている場合機能しなくなることが考えられます。
また、PlaywrightなどでE2Eテストを行っている場合も影響を受けると考えられます。
具体的に見てみましょう
before
開発者ツールで実際のソースを見てみましょう。
今までは、1つのセルがfluent-data-grid-cellで構成されていることが分かると思います。
After
次に、Fluent UI Blazor 4.11.0 betaでの同じサンプルアプリケーションでのレンダリングされたコードです。
通常の見慣れたTableが使われていることが分かるかと思います。
まとめ
Fluent UI Blazor4.11.0ではDataGridに標準的なTable要素にレンダリングされるようになるという破壊的変更が入ります。
E2Eテストを行っている。
なにかDataGridを独自拡張している。
このような場合はアップデートの際、非互換が生じるので注意が必要です。
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