Visual Studioのコミット時のCopilotレビューについて

前提

Visual Studio2022 v17.13以降

はじめに

コードレビューに多くの工数を費やしてはいないでしょうか？
基本的な最低限のレビューをGitHub CopilotのAIの力である程度こなしておけばレビュー工数の削減が期待できます。

尚、AIには不完全なところがありますので時には学習の古さなどから誤った指摘があることがあります。
この点について留意してこのCopilotの指摘を受け入れるかどうかについてはしっかりと吟味するようにしてください。

手順

Git変更を開く

通常通り、コミットをする手順でGit変更の画面を開きます。

Copilotで変更点をレビューするボタンを押す

このボタンを押すとレビューが始まります。

結果を確認する

今回は特に指摘事項はありませんでした。

指摘事項がある場合はGit変更の画面に一覧が出るほか、ソースコードのインラインにても指摘事項が確認できます。
それぞれの確認事項をよく吟味して受け入れるかどうかを検討しましょう。

まとめ

様々な組織において有識者によるソースコードレビューが行われているかと思います。と同時にこれは品質保証の要であると同時に大きな負荷になっていると思われます。また、レビューアによって観点が異なってしまったり品質保証の点で問題が生じることとなります。
この負荷や品質保証を担保するためにAIの力で最低限のところを守るというところで有効な手段なのではないかと感じました。