リアル技術イベントの開催について
コロナ禍も過ぎ去り。。。
すっかり自粛モードも過ぎ去りリアル技術イベントも増えてきました。
2020年頃から始まったコロナ禍では多くの技術イベントがオンラインに移行しオフラインでの技術勉強会でのノウハウが一時途絶えました。
一部はこのときに勉強会の開催そのものが途絶えたり、また一部はオンラインに移行しなんとか存続しました。しかし、数年すると開催ノウハウというのは忘れ去れてしまうものです。
我らが.NETラボ勉強会の事例
.NETラボ勉強会では2019年12月の開催を最後に一時リアルイベントは休止に追い込まれました。その後、オンラインに移行しています。
私が、始めて.NETラボ勉強会に参加したのはそんなオンラインイベントに移行した折でした。
ですので、コロナ以前の姿を知りません。
当時は、木澤さん (https://x.com/tkrx178) を中心に配信・全体運営・登壇者集め・広報などをされていました。
オンラインであるからこそ、なんとかなっていた側面はあったかと思います。
2022/7頃からちょうど木澤さんと入れ替わるような形で.NETラボ勉強会の運営に入りました。
そして、昨年の2023/12から念願のオフライン勉強会の開催しています。
場所の確保
基本的に場所はコミュニティ活動のためにご厚意で会議室などを貸し出して頂いている企業様に頼っています。
これまで、.NETラボ勉強会では多くの企業様に場所を貸し出していただきました。
- ピクシブ株式会社
- 株式会社エーピーコミュニケーションズ
- 株式会社FIXER
- 株式会社プログライブ コンサルティング
- 日本マイクロソフト株式会社
とても、立派な設備をお借りできとても感謝しています。
こうした企業様のおかげでコミュニティ活動がなりたっています。
時間の厳守
場所をお借りしている以上、オンライン以上にタイムキープは重要な要素です。
イベントが時間内に終わることは重要な要素と考えます。
予定していた時間から伸びることは貸し出して頂いている企業様に迷惑をかけることにつながります。
登壇者にタイムキープのお願いとともに運営としてもあとセッション時間がどれくらいなのかを知らせる仕掛けが必要です。タブレットなどでもよいでしょうが、トラブルを避けるためには紙に書かれたものが一番です。
.NETラボ勉強会は写真のようなものを用意してます。
登壇者集め
技術コミュニティの開催にあたり重要な準備として登壇者の確保があります。
登壇者と聴講者の二つがなければ会は成り立ちません。
ゆるいコミュニティ
.NETラボ勉強会では非常にゆるいコミュニティとして知られています。
.NETといいながらMicrosoft技術に関することであればすべてOKというとてもレギュレーションがゆるいコミュニティーです。つまり、Azure・Power Platform・M365・Windows・Surfaceでもなんでもありです。
どんな分野で話していても結局は.NETに関係するのでは?という考えのもと行っています。
さまざまな分野の方が集まっている
結果として登壇の場を探している様々な分野の方が集まってきてくれています。
おかげさまでいまのところ登壇者集めというところでは困っていません。
当日対応
当日対応が多いのはリアルイベントならではです。
時間を守るというのは前に触れたのように必須として来場者がちゃんと会場にたどり着くようにとか、会場の特有の案内みたいなところもリアルイベントならではです。
企業の会議室を借りることが多く土曜日開催なので多くは建物入り口が施錠されている状態であることが多いです。入館にはその社員の助けが必要になります。
遅れてくる来場者も想定して連絡先を申し込みした方だけがみえるエリアに表示してます。
長続きするコミュニティ活動のために
役割を集中させない
運営の仕事は事前準備から当日の仕事まで多岐にわたります。これらを例えば一人の人に集中させてしまうと負荷が高く長続きしません。
ある程度、それぞれ運営スタッフの中で得意分野があると思います。それの中で役割分担をしていくと長続きしやすいと考えます。
- 登壇者集め
- connpassの更新
- 会場確保
- 配信
- 当日ファシリテーター
- 当日受付業務
- 当日案内業務
- 当日タイムキーパー
- 懇親会幹事
一般的にこれくらいの運営業務があると思います。
これらをいかに役割分担していくかということです。
役割を固定化する
先ほども触れましたが人には得意不得意がありますのである程度役割を固定化してしまったほうがやりやすいというのがあります。
もちろん、完全に一人に任せるのではなくある程度役割を重複させる形で固定化するのがよいです。
開催時期を固定化する
.NETラボ勉強会では毎月第4土曜日に開催と決めています。
このようにイベント開催を固定化することでコミュニティ活動が風化することを防ぐことができます。毎月とか隔週みたいに必ずやると決めていればルーチン化しますが不定期開催にすると次何時やりますかということでイベント開催にまたエネルギーが必要になります。
イベント開催に必要な関係者をとりまとめて都合のいい日をきめて・・・などとやるのは大変です。
もう必ずこの日はイベントをやります。
なのでこの日に向かって定期的にみんな頑張りましょうの方がやりやすいと思っています。
5年ぶり品川開催
.NETラボ勉強会ではなんとか品川につなげ!という思いでここまでやってきました。
そしてこのたび5年ぶりにマイクロソフト品川オフィスでの開催が実現できました。
Discussion