Dev Home(Preview)のすすめ
Dev Homeとは?
Dev Homeには以下のような機能があります。2024/11/30現在Preview中です。
- カスタマイズ可能なダッシュボード
- 開発環境の構成ツール
- Dev Driveを簡単に作成できるツール
順番に見ていきましょう
カスタマイズ可能なダッシュボード
ローカルPCのCPU、GPU、メモリなどのパフォーマンス情報やGitHub、Azure DevOpsなどのIssueやPull Requestなどのウィジェットを自由にカスタマイズすることができます。
上記のスクリーンショットはその構成例です。
開発環境の構成ツール
Dev Homeのマシン構成ツールを使用することで開発環境の設定タスクを集約して新しいマシーンの設定を効率的に行うことができます。
クラウドではDev BOXであったり、GitHub CodeSpacesであったり様々な開発の設定をまとめてできるようなソリューションがありますがまだまだローカルPCの潤沢なリソースでネットワーク環境に左右されずに開発したいという欲求はあると思います。
そうしたときに開発に取りかかるまでのプロセスの短縮に役立つのがこのDev Homeの開発環境の構成ツールです。
アプリケーションのインストール
Dev Homeから開発に必要なアプリケーションをインストールすることができます。
また、WinGet構成ファイルを使用するとまとめてインストールができます。
Dev Driveの追加
開発に使用するプロジェクトとパッケージキャッシュをDev Driveにおくとそれだけでビルドが10 - 20%程度高速化できます。
Dev Driveの作成及びパッケージキャッシュの設定について本来レジストリーの編集を伴う作業がDev Homeを使用することでとても簡単に設定できます。
その他
Windowsのカスタマイズするツールがあります。
こちらは、DevToysと重複する部分がありますがエクスプローラの設定、仮想化に関する設定、その他システムに関する設定があります。
また、設定の開発者向けへのショートカットがあります。
こちら、最近入った機能として「タスクの終了」が便利ですので紹介したいと思います。
これまで、アプリケーションがフリーズして強制終了させる時にはタスクマネージャーから落とすしかありませんでした。特に開発中のアプリケーションはフリーズするなどして強制終了させたい場面があるかと思います。
そうしたときにタスクバー上から強制終了させることができる機能です。
タスクマネージャーから強制終了させるより操作ステップが減るので便利かと思います。
Discussion