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クライアンドサイドタグとサーバーサイドタグの違いとは
クライアントサイドタグの場合
ページ内のコンテナを使用する=ユーザーのブラウザやスマホ上で実行される
そこから様々なコレクションサーバーへ測定データを送信する
Webブラウザ上で実行されているタグマネージャーのWebコンテナが、タグで発火したデータをそれぞれ個別でデータを送信しているというわけ
サーバーサイドタグの場合
クライアントサイドはユーザーのブラウザやスマホ上で実行されていた
しかしサーバーサイドはそうではなく、GTMの利用者の管理するサーバー上で実行される
利用者の管理するサーバーコンテナとWebブラウザ上のタグが交信して、処理をすべてGCPのプロジェクト上で行う
詳細はというと
- サーバーがユーザーのデバイスからウェブリクエストを受信する
- そのリクエストをイベントに変換する
- 各イベントはコンテナのタグやトリガーや変数によって処理される
- サーバーコンテナのタグやトリガーや変数は、クライアントサイドのコンテナと同じように機能する
- 各イベントがトリガー条件に一致するかどうかを確認した上で、一致する場合には処理対象のイベントデータを送信するタグを発行する
イベントとは
イベントは、ユーザーがウェブサイトのコンポーネントを操作したときに発生します。イベントには次のようなものがあります(これらに限定されません)。
- ウェブページの読み込み
- リンクのクリック
- フォームの送信
- 動画再生
- 購入
- 登録
- アプリのインストール
すると以下のメリットがある
- データの分析方法やサーバーからの送信先は利用者がすべて管理できる
- アクセス権によりタグでできることが一目でわかる
- ポリシーを使用するとコンテナの境界を設定可能
まとめ
- 両者の違いは、処理を実行する場所が異なる:Webブラウザやアプリ上か、GTM管理者のクラウド上か
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