バージョン変更
アプリを作成してリリースする際、リジェクトされた場合は、指摘された要件を改善したあと、バージョンを変更しなければならないらしい。
初めて知りました。
リジェクトに限らず、変更したらバージョンを1.0.0などから1.0.1……1.0.2……などに変えなければならない様子。
そもそもそのバージョン変更というもののルールをほとんど知らないので、調べてまとめることにしました。
バージョン番号とは
例えば1.2.3というバージョン番号があったとして、バージョン番号の一番右側(例で言う3)は
- パッチバージョン
と呼ばれ、バグ修正をした場合に上げるバージョンだそう。
バージョン番号の真ん中(例で言う2)は
- マイナーバージョン
と呼ばれ、一部機能の改善や、細かい追加機能が実装されたときに上げるバージョン。
一番左側の数字(例で言う1)は
- メジャーバージョン
と呼ばれ、大部分のデザインや機能が変更されたときに上げるバージョン。
バージョン変更ルール
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繰り上げない
1.1.9という番号から、バグ修正をしてバージョン番号を変える場合は、1.2.0にはならず、1.1.10となる。
1.1.99でも同じように、次のバグ修正の時にはバージョン番号は1.1.100となる。小数点ではないので繰り上がることはないのだそうです。「.」はあくまで区切りで、隣の番号とは繋がらないということですね。 -
欠番させない
欠番があると管理に支障が出るらしいので、1.1.3から突然1.1.5になったり、1.2.0が突然1.5.0になったりしてはならず、必ず連番で更新しなければならない。 -
バージョン更新時は、下位バージョンをリセットする
1.3.3というバージョン番号のアプリをマイナーアップデートしたとしたら、下位のバージョンはリセットするため1.4.0となる。1.4.3とはならないのだそうです。1.1.99のマイナーアップデートなら1.2.0になるし、1.78.2のメジャーアップデートなら2.0.0になるということですね。 -
ゼロパディングを入れない
10.02.01などというように、桁数を揃えるために0を使うことはないそうです。
この場合は10.2.1となるようですね。
この辺りが守らなければならないルールのようです。
だいぶ前の記事ですがこちらが説明含めとてもわかりやすかったです。
あまり一般的ではないものの、4桁のメジャー・マイナー・ビルド・リビジョンというのもあるらしいです。
おわり
アプリを作ること自体も大変ですが、リリースの時にも考えなければならないことが多いですね。
アップデートするたびに数字を上げないといけないというルールはうっかり忘れてしまいそうなのでこれを書いて備忘録とします。
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