iMac 5K 2019 の改造計画
Fusion Drive は、プログラムしてる分には、めちゃくちゃ速いから満足してはいるけど、動画の書き出しが遅いのは、HDDが原因じゃないかと思っている。
- HDDをSSDに交換したら、動画の書き出しも速くなるんじゃないか?
- SSDはm.2らしいので、128GBから2TBに変更しよう
- HDDをSSDに交換するなら、Fusion Driveのメリットは特になくない?
- システムはm.2にインストールするとして、
/Users/
にSSDをマウントできないかな?
/Users/
にSSDをマウントするメリットは、システムを入れ替えても ~/
の領域が残ること。
でも、Macって、~/Library/
にくそみたいにファイルを作って、そこが重くなるので、~/Library/
をクリーンにしたいってのはあるんだよね〜
外付けの SSD を Fusion Drive にする方法
ターミナルでコマンドを使ってFusion Driveを構成
以下のコマンドで(容量などを手掛かりに)内蔵HDD及び外付けSSDのdiskを確認。
ここでは/dev/disk0が内蔵HDD, /dev/disk1が外付けSSDとする。
% diskutil list
disk0 と disk1 を Fusion Drive にする
su diskutil cs create FusionDrive disk0 disk1
次のコマンドを実行すると色々と表示されるが、その中に Logical Volue Group 【英語と数字の羅列】
の行があるので、この英語と数字の羅列をコピーしておく。
% diskutil cs list
Fusion した Drive をフォーマット(?)する。100%の箇所を、50%とするとどうなる?
% su diskutil coreStorage createVolume 【英語と数字の羅列】 jhfs+ Fusion 100%
Big SurからFusion Driveのサポートはなくなった。
MacOS拡張(HFS+)は、旧来のHDDを前提としたファイル・システムのため、SSDには非効率だった。
APFSは、SSDの性質に合わせてあるらしい。できるだけデータの書き換えが発生しないようだ。
MacOS拡張(HFS+)は、積極的なサポートはもうされないよう。APFSは改善がされていくようなので、APFSを使うことにした。
APFSではFusion Driveを作成できないらしい。
APFSで、Fusion Drive化する方法があるらしい。
APFS の Fusion Drive を作成する手順
disk番号は、以下のコマンドで確認する
diskutil list
Fusionするストレージをジャーナル付HFS+でフォーマットする。
APFSでフォーマットすると、自動的に APFS Container が作られてしまい、この後のステップの createContainer コマンドで邪魔になるらしい。
diskutil eraseDisk JHFS+ HDD2TB disk6
diskutil eraseDisk JHFS+ M2SSD1TB disk4
2つのストレージを Fusion する。
diskutil apfs createContainer disk4s2 disk6s2
diskutil list
すると、APFS の Fusion Drive が作成されている。
ここまでの手順は、ストレージを用意しただけなので、ストレージの中にファイル・システムを作成する。
diskutil apfs addVolume disk5 APFS Fusion
Finder に Fusion Drive がマウントされている。
ベンチマーク
約1.7GBの動画を10本、Fusion Drive にコピーしてみたところ、体感速度はめちゃくちゃ速い!ほぼSSDの速度。
リードは m.2 SSD 単体とほぼ一緒(わずかに遅い)。ライトの速度は半分くらい(HDDの速度?)になる。
Fusion Drive
m.2 SSD
Fusion Drive は、浪漫
効率性と安全性を考えたら、Fusion Driveより、SSDとHDDを別々に使うのがベストだと思う。
効率面でいうと、SSDのパフォーマンスを出しきれてない。
安全面でいうと、Fusion しているデバイスのどちらか一方が壊れると、データは全損する。これはリスクが2倍になっている。
また、暗号化もできない。
ロマン重視で Fusion Drive を使っていく。
iMac 5K 2019年モデルのメモリーを増設
ベンチマークは、極端に遅いものを検出するだけで、わずかな数値の違いに一喜一憂する必要はない。
Micron(iMac付属)4GB x 2 = 8GB
Saumsung 16GB x 2 = 32GB
Patriot 32GB x 2 = 64GB
Patriot 32GB x 4 = 128GB
Saumsung 16GB x 2 + Patriot 32GB x 2
スワップは、余程のことがないと発生しなさそう。