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ケーシングを統一する際はスネークケース一択
システム開発で、ケーシング(データを管理する識別子の名付け方)が統一されていれば、
開発効率が上がるという思いが記事執筆の動機です。
現状
システム開発のケーシングは、現状HTMLやCSSと、JavaScript、もろもろのサーバサイドのプログラミング言語、そして各種RDBでバラバラです。
理想
しかし、現実に1つのデータをレイヤーをまたいで使う以上、ケーシングが統一されているのが開発者としては理想です。
その候補としては、スネークケース一択です。
なぜスネークケースか
- キャメルケース、パスカルケースは、大文字と小文字の区別を識別子に使わないRDBでは使いづらい
- ケバブケースはJavaScript、もろもろのサーバーサイドのプログラミング言語、そしてRDBで、「-」(引き算の演算子)として解釈されるので不適切
- スネークケースは、HTMLやCSSでも(慣習違反ではあるが)使用可能、JavaScriptでも(慣習違反)であるが使用可能、サーバーサイドのプログラミング言語のいくつか(Pythonなど)と、RDBでは慣習上推奨されている。
理想のかなえ方
- サーバーサイドとしてスネークケースが使われている言語を採用
- HTML、CSS、JavaScriptでスネークケースを採用するための同意を取る
- フロント、サーバーサイド、RDBの全レイヤーで同じ名前で同じデータを管理するためのドキュメントを整備
最後に
おそらく近い将来にケーシングが統一されることは難しいでしょう。
しかし、少なくとも現状のケーシングの不統一が解消されれば、
識別子管理の手間が簡素化されます。
ですので、ケーシングの統一という理想を再度記してこの記事を終えます。
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