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【Cline】GitHubCopilot経由でAPIを使用する手順

に公開

1. はじめに

ClineでGitHub Copilotを使う手順について解説します。
VSCodeのインストールからClineの環境構築についても学びたい方は、以下の本をぜひご覧ください。

https://zenn.dev/tomo0108/books/5c0f027ff3d972

2. GitHubで新アカウント作成

  1. GitHubのサインアップページ にアクセス。
  2. Googleでサインアップ を選択し、Googleアカウントでログイン。
  3. ユーザー名、メールアドレス、パスワードを設定し、アカウントを作成。
  4. Gmailにて、GitHubからの確認メール を確認し、メール内のリンクをクリックして認証を完了。
  5. GitHubアカウントの作成完了

3. GitHub Copilot Proの試用期間を契約

  1. GitHub Copilotのページ にアクセス。
  2. 「Start my free trial」 をクリック。
  3. プラン選択画面で 「GitHub Copilot Pro」 を選択。
  4. PayPal情報を選択(無料試用期間内にキャンセルすれば、請求されることはない)。

PayPalの登録がなければ、クレジット決済も可能

  1. 契約が完了すると、GitHub Copilot Proの機能が利用可能になる。

4. GitHub Copilot Proの即解約(30日間無料)

  1. GitHubの設定 にアクセス。
  2. Lisence を選択
  3. 「Copilot」 のサブスクリプション設定を開く。
  4. 「Cancel subscription」 をクリックしてキャンセルすることで、無料試用期間が終了すると自動解約される。

5. VS Codeにて必要な拡張機能をインストール

  1. VS Code をインストール(未インストールの場合)。
  2. 「拡張機能(Ctrl + Shift + X)」 を開き、以下の拡張機能をインストール。
    • GitHub Copilot
    • GitHub Copilot Chat
    • Cline

6. GitHub Copilotに作成したアカウントでサインイン

  1. VS Codeを開き、「GitHub Copilot」 の拡張機能を選択
  2. 「サインイン」 をクリック。
  3. GitHubのログイン画面が表示されるので、作成したアカウントでログイン。
  4. サインインが完了すると、Copilotの機能が使用可能になる。

7. GitHub Copilotに戻り「Copilot Policies」にてAnthropic Claude 3.5 Sonnetを有効化

  1. GitHub Copilotの設定ページ にアクセス。
  2. 「Copilot」 の項目を開く。
  3. Suggestions matching public Code〜の部分を、「Allowed」 に変更
  4. 「Anthropic Claude 3.5 Sonnet in Copilot」 を有効化。

2025年4月現在では、「gemini 2.5 pro」もおすすめです。

8. GitHub Copilotで再度サインイン

  1. VS Codeを開き、GitHub Copilot Chatの拡張機能を確認。
  2. 作成したGitHubのアカウントにログインする。

9. ClineでVS Code LM APIを選択

  1. VS CodeでClineの拡張機能を開く。
  2. 「Settings」 → 「Language Model」 を開く。
  3. 「VS Code LM API」 を選択。

10. Language Modelを「Claude 3.5 Sonnet」に設定

  1. 「Language Model」 の項目で 「Claude 3.5 Sonnet」 を選択。

11. Custom Instructionsに「日本語で答えてください」と記載

  1. 「Custom Instructions」 の欄を開く。
  2. 「日本語で答えてください」 と記入。
  3. 設定を保存し、Clineの動作を確認。

12. Auto approveの設定

自動承認可能な操作

操作 説明
Read project files PC上の任意のファイルやディレクトリを読み取る権限を許可します。
Edit project files ClineがPC上のファイルを変更できるようにします。
Execute safe commands 安全と判断されたターミナルコマンドの実行を許可します。ただし、破壊的なコマンドは引き続き手動承認が必要です。
Use the browser ヘッドレスブラウザを用いて、ウェブサイトの自動操作を可能にします。
Use MCP servers 設定済みのMCPサーバーを利用し、ファイルシステムの変更やAPIとのやり取りを実現します。

その他

設定 説明
Max Requests Clineは自動でAPIリクエストを実行します。これを超える場合は、再度承認が求められます。
Enable Notifications タスク完了時や手動承認が必要な場合に通知を送信し、進捗確認を容易にします。

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