会社をまたいだアジャイル開発で意識した4つのこと
現在取り組んでいるプロジェクトでは、
複数社をまたいだチームでアジャイル開発を行なっています。
アジャイル開発自体の経験もまだ浅く、手探りで進めている部分も多いのですが、
開発を進める中で意識したこと・意識した方が良いと感じたことを4つまとめてみました。
① 各メンバーの作業時間を合わせる
アジャイル開発を進める中で気になったことはすぐに話し合えるように、
各メンバーの作業時間を合わせることは重要だと感じました。
本プロジェクトではリモートワークのツールとしてoViceを使っているのですが、
こちらに入室する時にslackの特定チャンネルで「入室します!」とコメントすることで、
oViceでの同時作業に便乗しやすくしています。
② 図示しながら議論する
本プロジェクトは各地のエンジニアがリモートで開発しています。
そこで、リモートでのコミュニケーションでも認識齟齬が起きづらいように、
できるだけ図示しながら仕様などを詰めるようにしています。
自分はpngとしても保存できて便利なdraw.ioを主に使用しています。
議論しながら書き起こした図はBacklogの該当課題に添付することで、
他のメンバーが課題を見た場合でも仕様を理解できるようにしています。
③ お互いのキャラクターを知る
アジャイル開発は継続的な取り組みであるため、
メンバーがお互いのことを知りコミュニケーションの土台を築くことが、
その後の円滑な開発に繋がると感じています。
本プロジェクトでは16Personalities性格診断テストを使って、
それぞれのキャラクターを理解するワークショップを行いました。
また、基本はリモートでの開発なのですが、
開発合宿(鹿児島、鳥取、東京)などで定期的にオフラインで顔を合わせることで、
以降のリモート開発もスムーズに進むようになりました。
④ 大事なことは見えるところに掲載する
本プロジェクトではスプリントレビュー時にKPTによる振り返りを行っていましたが、
そこで挙がったTryをつい忘れてしまい、
次のスプリントにうまく活かせないといったことがありました。
そこで、Tryの中でも特に重要なものについてはoViceの背景に掲載することで、
Tryを意識する回数が増え、結果次のスプリントの質も上がりました。
以上、アジャイル開発で意識したこと4つをまとめてみました。
これからも試行錯誤しつつ、よりよいチームの形を模索していきたいと思います。
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