【NotebookLM最強】社内用チャットボット?ChatGPTのコネクタで良くね?っと思ったら微妙すぎた件
「あれどこに書いたっけ?」的な用途に使うなら、NotebookLM一択という結論になりました。
NotebookLMがYouTubeの要約などで最強なのは知ってます。元々は社内ドキュメントなどを読み込ませるものだと認識していますが、内部資料を漁りつつ細かい分析もしたいなと思いました。
なのでChatGPTのコネクタ(Connectors)でGoogleドライブと連携し簡単な質問してみました。ついでに Gemini と Google Workspace も連携して、どんな違いがあるか等を確かめてみました。
Googleドキュメントに書いてある内容について質問してみた
質問はこの2つ。どちらもドキュメント内に書いてます(整理されていないグチャグチャな状態)
- Photoshopの初期設定、定規はどうすればいいと書いてる?Googleドライブの中で探して。
- YouTube動画を書き出すときのフレームレートの推奨は?Googleドライブの中から探して。
以下、あくまでチャットボットとして利用した場合の評価です。分析能力など考慮していません。
ChatGPT
AUTOだと、「Googleドライブの中で探して」と記載しているのにネットから情報を取ってくる。 Thinking の場合、1の質問には回答できたけど、返答までに1分かかったのでレスポンスが遅い…。
かつ別ドキュメントに保存されていた2は発見できませんでした。表の中にあるテキストだったからかもしれません。回答に5分もかかったので、かなり頑張ってくれたと思うけど遅すぎました。
Gemini
まず2.5 Flashはレスポンスが速く、ChatGPTで見つけられなかった2の文章は見つけられました。
ただChatGPTは回答できた1の文章は見つからず。Google AI Studio 経由で Pro も試しましたが、こちらは Google Workspace への連携不可?なようで、よくあるネットの情報を回答しました。
NotebookLM
どちらの質問も「1秒程度」で回答できました!これぞGoogle! もちろん事前にドキュメントを指定してあるので単純比較できませんが、なぜみんなNotebookLMを使うかが十分わかりました。
ChatGPTもGeminiも、チャットボットとして使うには微妙
そもそもChatGPTは「Googleドライブの中で探して」と補足しないといけないのが面倒でした。ChatGPTで「コネクタ」を選択しているのに一般的な回答されしまうのは操作感としてイマイチ。
今回のケースで言えば2の「YouTube動画を書き出すときのフレームレートの推奨は?」ですね。マニュアルで15と書いていても、YouTubeのヘルプページなどを参考に60と回答してしまいます。
細かい分析とかお願いするときだけコネクタ使ったり、CSV投げれば良いんじゃないでしょうか。
NotebookLMの本質は「Googleドライブ用チャットボット」
NotebookLMでは(現時点でChatGPTでも無理っぽい)音声や動画なども読み込めます。しかも、
- Googleドライブに含まれるファイルなら、ブラウザから直接してソースとして追加ができる
- Googleドライブと同じ共有リンクが使える(限定公開などの仕様もGoogleドライブと同じ)
- Googleドキュメントを読み込んだ場合だけ(?)ソースを「更新」するボタンが表示される
幅広い用途に使えるので勘違いしていましたが、NotebookLMはGoogleドライブ用チャットボットを簡単に作れることがサービスの本質というか、基本的な使い方だったんだと理解しました。
Googleドライブの1機能として呼び出せるようになれば、もっととっつきやすいんですけどね…。あと、フォルダ毎まるっとソースに入れる、みたいな使い方ができるようになれば嬉しいです。
なんにせよ、Googleドライブでドキュメント管理してる私には最強すぎるサービスでしたとさ。
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