【Python】🐍 超初心者向け！Pythonのloggerってなに？printとの違いもやさしく解説！

🐍 超初心者向け！Pythonのloggerってなに？printとの違いもやさしく解説！

こんにちは、Greentomatoです！
今回は、業務で利用しているpythonについて記載します！！
Pythonを書いていると「print()じゃなくてlogger使いなよ」って言われること、ありませんか？（私は、1年目の時にprintを使わないで！！とよく言われました、、）
今回は、Pythonのloggerとは何か、なぜprintじゃダメなのかを初心者向けに、
たとえ話と実例でやさしく解説します！

💬 loggerってなに？

💡 一言で言うと…
logger は「アプリの状態やエラーを記録するためのツール」
つまり、**賢いprint()**です！

🤔 printとの違いって？

項目	print()	logger
用途	とりあえず出力	目的別に出力（エラー・デバッグなど）
出力場所	コンソールだけ	コンソール、ファイル、外部サービスなど
レベル管理	なし	DEBUG / INFO / WARNING / ERROR / CRITICAL
本番での使用	非推奨	推奨される

📸 たとえ話で理解する！

🗣️ print は「叫ぶ人」

• 「ここまで来たよー！」って大声で言うだけ
• 誰が聞いてるかは関係ないし、メモにも残らない

🧾 logger は「記録係」

• 「この時間に、こういうことが起きました」とちゃんと記録
• 緊急なら赤字で通知してくれるし、後から見直せる！

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✅ 実際に使ってみよう！

▶ print で書いたコード

def divide(a, b):
    print(f"Dividing {a} by {b}")
    return a / b

divide(10, 2)

✅ 動くけど、ログがぐちゃぐちゃになりやすいし、エラーもわかりづらい…

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✅ logger で書いたコード

import logging

# ロガーの設定
logging.basicConfig(level=logging.DEBUG)

def divide(a, b):
    logging.info(f"Dividing {a} by {b}")
    return a / b

divide(10, 2)

✅ INFOレベルで出力される！あとでレベルを切り替えることも可能！

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📂 ファイルに出力もできる！

import logging

# ログをファイルに保存
logging.basicConfig(
    filename='app.log',
    level=logging.DEBUG,
    format='%(asctime)s [%(levelname)s] %(message)s'
)

logging.debug("これはデバッグメッセージ")
logging.warning("これは警告です")

✅ app.log というファイルに、時刻付きのログが保存される！

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🚥 ログレベルって？

レベル	用途
DEBUG	開発中の詳細な情報
INFO	通常の動作ログ
WARNING	問題が起きそうなとき
ERROR	エラーが発生したとき
CRITICAL	システムが止まりそうなとき

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🎁 一番かんたんな logger テンプレ

import logging

logging.basicConfig(
    level=logging.INFO,
    format='%(asctime)s [%(levelname)s] %(message)s'
)

logger = logging.getLogger(__name__)

logger.info("アプリを開始しました")
logger.warning("ちょっと危険な操作です")
logger.error("エラーが発生しました")

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📂 ログファイルへの出力

import logging

# ログをファイルに保存する設定
logging.basicConfig(
    filename='app.log',
    level=logging.DEBUG,
    format='%(asctime)s [%(levelname)s] %(message)s'
)

logging.debug("これはデバッグメッセージ")
logging.info("通常の操作のログ")
logging.warning("これは警告です")
logging.error("エラーが発生しました")

設定のポイント

• filename='app.log': ログメッセージは app.log に保存される（ファイル名は自由に変更可能）
• level=logging.DEBUG: このレベル以上（DEBUG〜CRITICAL）のログが記録される
• format='%(asctime)s [%(levelname)s] %(message)s': 日時・レベル・メッセージの表示形式を設定

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📝 ログフォーマットのカスタマイズ

ログフォーマットをカスタマイズすることで、出力されるログの情報を自分のニーズに合わせて調整できます。

よく使うフォーマットの例

• 日時、ログレベル、メッセージ

format='%(asctime)s [%(levelname)s] %(message)s'

• 日時、ログレベル、モジュール名、関数名、行番号

format='%(asctime)s [%(levelname)s] %(module)s.%(funcName)s:%(lineno)d - %(message)s'

✅ エラーの原因を追跡しやすくなります！

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💡 ログのローテーション

ログファイルが大きくなりすぎないように、RotatingFileHandler を使って自動的に分割できます。

import logging
from logging.handlers import RotatingFileHandler

# ログローテーションの設定
handler = RotatingFileHandler('app.log', maxBytes=5000, backupCount=3)
handler.setLevel(logging.DEBUG)

# ロガーにハンドラーを追加
logger = logging.getLogger()
logger.addHandler(handler)

logger.debug("デバッグメッセージ")

パラメータの意味

• maxBytes=5000: 5KBを超えたらファイルを切り替え
• backupCount=3: 古いログファイルを3つまで保持

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📑 最終まとめ

• logger は「記録係」、print は「叫ぶ人」
• 本番環境やチーム開発では logger が必須！
• 最低限でも logging.basicConfig() を使おう！
• logging.basicConfig() を使ってログファイルに出力できる
• フォーマットを変更して、必要な情報を含めることができる
• ログローテーションでファイルサイズも管理可能

長期間動かすアプリやエラー調査には logger がとても強力です💪
まずはシンプルに始めて、徐々に自分のプロジェクトに合ったログ設計をしてみましょう！

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🎓「とりあえず print 」は卒業して、
✨スマートなログ出力にチャレンジしてみよう！