💻

Stable DiffusionをCドライブからDドライブへ移行してみた

2023/04/30に公開

はじめに

Windows11でデフォルトで設定されているCドライブは、OSやプログラムファイルをインストールする場所として主に利用されます。しかし、一つのドライブにすべてを詰め込むと、やがて容量が不足し始めるため、新たに1TBのSSDを増設し、Dドライブとして活用することにしました。

この記事では、CドライブからDドライブへのStable Diffusion Web UIやPythonやGitなどのアプリの移行方法とそのメリットについて紹介します。

最近、パソコンの動作が遅い…。

エクスプローラーを開くと左の一覧が
表示されるのが遅くなった気がします。

Stable Diffusionや動画編集などをやっていると
1ケ月もしない内にデータが膨らんでしまいました。

そこで、ChatGPTちゃんに相談。
「Cドライブを快適にする方法を教えて」

なるほど、アプリのインストール先を
Dドライブに移行する方法があったのね。

そこで、新たに1TBのSSDを増設することにしました。

移行のメリット

容量の最適化: Cドライブの容量が圧迫されることを防ぎ、Dドライブを効果的に活用できます。
パフォーマンス向上: OSとアプリケーションが別のドライブに配置されることで、読み書き速度が向上し、パフォーマンスが最適化されます。
データの整理と管理: プロジェクトファイルやデータセットなどをDドライブに移動することで、データの整理が容易になり、バックアップも効率的に行えます。

移行手順

  1. Dドライブへのフォルダ作成
    まず、Dドライブで以下のフォルダを作成しましょう。

D:\Program Files
D:\Program Files (x86)

これらのフォルダは、64ビットおよび32ビットのアプリケーションをインストールする場所として使用されます。

  1. アプリケーションの再インストール
    次に、Cドライブにインストールされていたアプリケーションをアンインストールし、Dドライブへインストールし直します。

ここでは、Stable Diffusion Web UIで使用するPythonやGitなどもDドライブに移行するので
アンインストールします。

  1. Pythonの再インストール
    PythonもDドライブに再インストールします。例えば、D:\Program Files\Pythonにインストールします。その後、環境変数の「Path」にPythonのインストールフォルダとスクリプトフォルダを追加してください。

Python のダウンロードページ
Windows installer (64-bit)をダウンロードします。
(Python 3.10.6 ~ 3.10.11あたりをダウロード)
※推奨は3.10.6

https://www.python.org/downloads/

インストール時にインストール先をD:\Program FilesまたはD:\Program Files (x86)に変更してください。

インストール時の注意点

  • インストール画面で「Add Python 3.10 to PATH」にチェックを入れる
  • 「Install Now」ではなく、「Customize installation」を選択。
  • 「Optional Features」画面では、必要に応じてオプションを選択し、「Next」をクリック。
  • 「Advanced Options」画面で、「Install for all users」にチェックを入れる。
  • その後、「Customize install location」欄に、Dドライブ内にPythonをインストールする場所を指定。例えば、「D:\Python」または「D:\Program Files\Python」など、インストール先のフォルダを指定する。(なければフォルダを新規作成)
  1. Gitの再インストール
    Gitのダウンロードページ
    https://git-scm.com/download/win
    ファイルのパスをDドライブ内に指定する。例えば「D:\Program Files\Git」

  2. Stable Diffusion web UIをインストール

今回は、Dドライブの直下にsdフォルダを作成します。
sdフォルダ内で右クリックして「ターミナルで開く」を選択。
以下のコマンドを実行します。

AUTOMATIC1111版をインストールする場合

git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git 

「stable-diffusion-webui」フォルダ内の「webui-user.bat」をクリック。

vladmandic/automaticをインストールする場合

git clone https://github.com/vladmandic/automatic 

「automatic」フォルダ内の「webui.bat」をクリック。

  1. データの移動
    Stable Diffusion Web UIにあったmodels内のデータ(モデルやLoraなど)を
    先ほどインストールしたフォルダ内に移動します。

ついでに、大きなファイルやフォルダもDドライブに移動しちゃいましょう。
例えば、動画編集や楽曲制作のプロジェクトファイル、
AIで生成された画像データ、学習データセットなどをDドライブ上に配置します。

これにより、Cドライブの容量を節約し、パフォーマンスを向上させることができます。

まとめ

Cドライブの容量がほとんどない場合は、Dドライブへ移行することで、容量の最適化やパフォーマンス向上、データ管理の効率化になるので参考になれば幸いです。

余談ですが、
Stable Diffusionのモデルを試しに
NASに移動させて読み込ませましたが、
読み込みにめっちゃ時間がかかるので非推奨です。

参考記事

https://economylife.net/webui1111-good-fork-vladmandic-automati/

Discussion