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HW高位合成ツールを使ってnand2tetrisのCPUを動かしてみる 4

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の続き

FPGAで動かしてみたいけどFPGAボードを持っていない

昔はAlteraのCPLDを載せた学習ボードを持っていたりしたのですが、あまりにも古いので捨ててしまった。
あと 1-chip MSX! これも最近のAlteraの無料ツールではサポートされないデバイスが載っているため没。流石に高価なツールに投資はできない。
ちなみにたまたま 1-chip MSX の設計者の1人と知り合いだったので、物はその方に譲った?いや返してしまった。

そこでACRiルームを使用させてもらう

前回の最後にも予告していましたが、ACRiルームという無料で FPGA ボードを使わせていただける環境を使わせてもらうことにした。

一応利用目的としてFPGAの学習も含まれているので、学習の一環として。
アカウントを作成するとsshでACRiルームのLinuxマシンにログインできるようになり、設計ツールも一通りインストールされている。
ただし、一日当たりの時間制限もあるため、設計自体はローカルPCで行い、出来上がったbitstreamをUploadしてFPGAで動作させる部分のみ利用させていただくこととした。

ACRiルームで主に使用できるボードはXilinx(AMD)社のArtix™ 7 35T Arty FPGA Evaluation Kit。FPGAの性能や規模感はイマイチ分かっていないが、まあ学習用の小さなロジックを動かすには勿体無いくらいのボードだと思う。

次回に続く。

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