【LPIC】LPIC-1を3週間で取得した勉強方法
はじめに
LPIC-1を2023年4月末に取得しました。正答率65%が合格ラインらしいのですが、私は85%で無事合格。
せっかくなのでどんなふうに勉強を進めたのかこちらで共有させていただきます。
前提
試験を受ける前の私のスペックは以下の通りです。
- エンジニア歴1.5年
- pwd, ls, catの基本的操作はわかる
- scpコマンドだけガンガン使う
- ネットワークも基本的なことはわかる
- けど、暗記はしてないから毎回調べながら操作している
勉強方法
心構え
めちゃくちゃ大事なことは、、、
合格が目的ではなく、習得が目的であることです。
テキストを見て、ふーーんではなく、実際に手を動かして身に付けることが合格への近道だと思います。
実際に、私は自分でコマンドを叩きまくって覚えました。
戦略
LPIC-1は101試験と102試験の2つの区分で分けられています。
大事なことは、いっぺんに受けないこと。
まずは101試験の範囲は確実に身につけて、102試験を受ける。
これはわりと王道なので一個一個やっていくほうをおすすめです。
使う教材
使う教材は主に2つだけです。
あずき本と、スピードマスター問題集。
本当にこれだけで大丈夫です。
とはいえ、Linuxって何?という方もいらっしゃると思います。
その場合はこちらの本をあらかじめ読んでおくといいと思います。
(全体像を掴むのにわかりやすいです)
勉強スケジュール
勉強のスケジュールはこんな感じ。
101試験
- あずき本(5日)
- 実際にコマンドを叩きながらやるのがおすすめ
- スピードマスター問題集(5日)
102試験
- あずき本(5日)
- 実際にコマンドを叩きながらやるのがおすすめ
- スピードマスター問題集(5日)
勉強のポイントは、
- 実際にやってみること
- 教科書はとりあえず読む程度でOKということ
- 問題集を使って知識の定着を一気にさせること
の3つだけ。
なんでもかんでもやるというよりは、まずは触ってみてから感覚を掴んで、
教科書や問題集を使って細かいオプションなどを覚えていくといいと思います。
やってはいけないこと
絶対にやってはいけないことは、「ビビりすぎて、めちゃくちゃ暗記してからじゃないと問題集をやらない」というやつです。正直1周目は正答率10%くらいでもいいくらいです。正答率は後からあげていって、最後に100%にすればいいので、まずは全部目を通して、何がよく問われるかなどを把握することが大事です。
(少し受験テクみたいな感じですが、取得までの期間を短くしたい場合は案外これが大事です。)
もちろん、教科書を読んでいる段階で隅々まで覚えられるのであれば止めませんが、たいていの場合そういう方はすぐ忘れるだろうなと思います。まずは大事なコアな部分、その後に細かいところ、という順序で進めることが大事です。
最後に
とにかく丁寧に、習得を目的に学ぶことを忘れずに上記の順序で勉強すれば合格が絶対できると思います。ぜひ参考にしてみてください。
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