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エンジニアの生産性を把握する
はじめに
エンジニアは生産性を高めるためにドキュメント整備やCI/CD基盤整備などに着手している
ただそもそも論として生産性を上げるためには他にどのような作業をすればいいのかに悩むことが多い
生産性をアウトプット数(コミット数やPRのマージ回数など) だけ で評価しているケースが散見されるが、計測自体をハックされかねないし、重要な背景要素を見落す可能性がある
そこで開発者の生産性理解にSPACEというフレームワークがあるので、それにについて簡易にまとめる
ゴール
SPACEついて理解し、生産性に必要なNext Actionを起こせる
SPACEとは
以下の頭文字をとったもの
- Satisfaction And Well-Being
- 仕事に対する満足感、達成感、または疲労感
- Performance
- 仕事の成果(成果物の品質や信頼性)
- Activity
- 成果までの活動内容(コミット、コードレビュー、デプロイ頻度)
- Communication And Collaboration
- 同僚からのフィードバックやアイデア、エンジニア同士での繋がり
- Efficiency And Flow(効率性とフロー[1])
- 迅速かつ効率的に作業を完了させる能力
- 作業の中断回数
おわりに
現時点では生産性にはエンジニア個人やチーム、システムレベルが複雑に絡んでおり、ひとつのディメンションや計測に収めることはできていない
個人やチーム、システムレベル…これら3つのレベルでSPACEのディメンションを補足するメトリクスセットを小さく保つように選択することをフレームワークでは求めている
記事
- https://www.infoq.com/jp/news/2021/05/space-developer-productivity/
- https://harness.io/blog/developer-productivity/
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