2021年12月14時点での、VS Code + Remote-Containers + Podmanの情報

前提

macOS上でVS Codeを使用することを前提として記載。Windowsもほぼ読替でいけるはず（WSLがあるから必要ないと思われるが）。

状況

Dockerの代わりにPodmanを使ってRemote-Conteners（Dev Containerの起動）は可能。
ただし、環境は実行モードにより若干の調整ごとは必要

使用できるパターン

おすすめ

• 接続先: podman machine
  • SSH接続先はroot fullを指定（docker.sockに接続するため。ハードコードされている？）
• ソースファイルはContainer Volume（Dev Volume）にgit cloneして開く
  • →Clone Repository in Container Volume...
• Container Volumeにデータの永続化はされるが、最終的な保存はgit push

Podman Remote + ボリュームマウント

• 接続先: podman machine、またはSSH接続先の任意のLinux
• ソースファイルを開くため、macOSからSSH接続先へボリュームマウントは必須
  • SSHFSの併用など
• devcontainer.jsonの調整
  • --userns=keep-idの指定
  • containerUser=の指定

SSH接続先でRemote-Containersを実行

• VS Code v1.63.0からの新機能
  • SSH接続先にソースファイルを配置するため、macOSからSSH接続先へボリュームマウントは不要
• devcontainer.jsonの調整
  • --userns=keep-idの指定
  • containerUser=の指定

（番外）podman runで起動したコンテナにアタッチする

• 接続先: podman machine、またはSSH接続先の任意のLinux
• 起動済みのコンテナに接続するため、ボリュームマウントやdevcontainer.jsonの調整は不要
• 本来のDev Containerでは無いため、VS Codeがよしなにやってれる便利機能（.git関連の自動マウントなど）は使用できない
• 簡易的な使い捨て実行環境