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Podman v3.4.2 リリースノート
Podman v3.4.2がアップストリームでリリースされました。
リリースノートを日本語に翻訳したものを公開します。どんな内容があるのか把握するのにお役立てください。
以下、リリースノート日本語翻訳
3.4.2
バグ修正
-
podman tag
がマニフェストリストにタグ付けできなかったバグを修正しました (#12046)。 - イメージで指定されたビルトインボリュームがいくつかの状況下で正しく作成されないバグを修正しました。
- OS X で Podman Machine を使用する際に、ポッド内のコンテナがホストからのポートフォワーディングが機能していないバグを修正しました (#12207)。
- ネットワークモードに
slirp4netns
を使用し、ポートフォワーディングドライバーにrootlessport
を使用しているコンテナで、podman network reload
コマンドを実行すると、ポートを転送していないコンテナでrootlessport
の再起動を不必要に試みてしまうバグを修正しました。 -
podman generate kube
コマンドが、いくつかの不要な (デフォルトに設定された) フィールドを含む YAML を生成するバグを修正しました (例: 空の SELinux と DNS 設定ブロック、および false に設定されたprivileged
フラグ)(#11995)。 -
podman pod rm
コマンドが適切なタイミングで中断されると、既に削除された infra コンテナへの参照を残してしまうバグを修正しました (#12034)。 -
podman pod rm
コマンドが、--force
が指定されていない限り、infra コンテナを除くすべてのコンテナが停止している場合に、複数のコンテナを持つポッドを削除しないバグを修正しました (#11713)。 -
podman run
とpodman create
の--memory
フラグが 0 の制限を受け付けないバグを修正しました (メモリ無制限を指定する必要があります) (#12002)。 - リモートの Podman クライアントの
podman build
コマンドが、ユーザーが指定した Dockerfile ではなく、podman system service
インスタンスの作業ディレクトリにある Dockerfile をビルドしようとするバグが修正されました (#12054)。 -
journald
ログドライバが使用されている場合に、podman logs --tail
コマンドが不適切に機能する(要求されたよりも多くの出力を表示する)バグを修正しました。 - IPv6 を有効にして
slirp4netns
ネットワークモードを使って実行されたコンテナが、起動から数秒経つまで IPv6 接続ができないバグを修正しました (#11062)。 - いくつかの Podman コマンドで余分な
dbus-daemon
プロセスが作成されてしまうバグを修正しました (#9727)。 - ルートレスの Podman で、一時停止プロセスを任意の CG グループに移動させることに失敗した場合に警告を表示することがあるバグを修正しました (#12065)。
- コンテナがリストアされた後に、コンテナの
podman inspect
のcheckpointed
フィールドが false に設定されないバグを修正しました。 -
podman system service
コマンドがリクエスト ID について過剰に冗長なログを出力するバグを修正しました (#12181)。 - 複数のコンテナが並行して作成されている場合に、ユーザーが明示的に名前を指定せずに Podman が新しいコンテナを作成すると、他のコンテナで既に使用されている自動生成された名前が使用されることがあるというバグを修正しました (#11735)。
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