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RMarkdownでコードの出力を少し見やすくしてみる

2025/02/04に公開

はじめに

RMarkdownは非常に手軽に作成できるhtmlレポートなので、活用している方も多いかと思います。
ただ出力があまり美しくないのが欠点だと思うんですよね(個人的意見です)。
というわけで、今回は使用しているコードの出力部分を紹介します。

実際の出力を確認

実際のコードと出力を見比べて確認していきます。
RMarkdownを出力するためのyamlヘッダの部分も、コードチャンクの設定と同様に様々な設定があるのでぜひ調べてみてください(もしかするとこのことも記事にするかもしれません)。

デフォルトだと

まずはデフォルトでの出力です。

```{r code1,message=FALSE}
print(1+1)
```

当然のこどくコードチャンクに上記のように打ち込めば以下のように出力されますね。

## [1] 2

これはこれで良いんですが、個人的には先頭に##が付いてくるのがちょっと気に入らないんですよね。
まあこれだけの出力であれば全く問題ないですが(笑)
実際だと、分析結果は複数行に渡りますし、それをレポートやスライドにコピペすることもありますよね。そんなときに手間を省けると嬉しいな、というところです。
というわけでコードオプションを次のように設定しています。

引数comenntを使う

チャンク引数commentを指定すると変更できます。これは各行に表示させる文字列を指定させることができるので,

```{r code2,comment=""}
print(1+1)
とすれば
```r
[1] 2
```
のように出力の各行先頭の##を消すことができます。

引数`comment`には任意の文字列を指定できるので、
```markdown
```{r code3,comment="??"}
print(1+1)
```

とすれば

?? [1] 2

こんな感じにもできます(まあしないでしょうが)。

まとめ

今回はRMarkdownでのコードの出力を変えてみました。
ぜひ皆さんが使用している便利なコードオプションも教えてください!
また、RMarkdown表の出力形式についてもいずれまとめようかな~とも思っています。

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