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PowerShell - PSReadLineによる入力補完
概要
PowerShell 7.3が正式リリースされました🎉。それに伴い入力補完機能のPSReadLineがデフォルトで有効になりました。本記事ではそのPSReadLineの簡単な使い方をまとめました。
資料
- PSReadLineについて
- PSReadLineの予測機能について
インライン予測
この表示モードがデフォルトで有効になっています。予測の確定は→
キーです。この確定キーは変更可能です。
リスト表示による予測
リスト表示モードは一覧から選択します。履歴を整理しておくことで選択肢が洗練されてより使いやすくなります。なお、履歴管理ファイルは以下に置かれています。
%APPDATA%\Microsoft\Windows\PowerShell\PSReadline\ConsoleHost_history.txt
表示モード切替
表示モードはインラインかリスト表示かを選択して利用します。表示モードはF2
キーでいつでも変更可能です。デフォルトをリスト表示にすることも可能です。
まとめ
PSReadLineによりコマンドライン操作を快適にすることが可能です。
シェルのセットアップはカスタマイズ性が高く自分の使いやすいように自在に変更可能ですが、その反面便利なモジュールの存在を認知できてないことはざらにあります。PSReadLineのような操作性を向上させる機能をデフォルトで有効であることは、設定の手間の軽減もありますが、ユーザ体験的な面でよいことのように感じました。
Discussion