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【Go】ZIPファイルを圧縮・解凍するには？
はじめに
現在携わっているプロジェクトで、GoでZIPファイルを操作する実装を行う予定です。
先んじてどのように実装できるのか、基本的な圧縮方法と解凍方法を調べました。
各種方法を備忘録的に書いていこうと思います！
環境
- go version go1.24.0 darwin/arm64
- macOS Seqoia (バージョン15.3.2)
圧縮
大まかな流れ
- ZIPファイルの作成
- ZIP用のWirter作成
- 対象ファイルの作成
- 対象ファイルへの書き込み(今回はテキストファイル)
実装
main.go
func compress(ctx echo.Context) error {
// ZIPファイルの作成
output, err := os.Create("output.zip")
if err != nil {
log.Fatal(err)
}
defer output.Close()
// ZIPライターの作成
newZipWriter := zip.NewWriter(output)
defer newZipWriter.Close()
// 対象ファイルの作成
exampleFile1, err := newZipWriter.Create("example.txt")
if err != nil {
log.Fatal(err)
}
// 作成したファイルへの書き込み
exampleFile1.Write([]byte("Hello, World!"))
// 今回は複数のファイルを作成してみる
exampleFile2, err := newZipWriter.Create("example2.txt")
if err != nil {
log.Fatal(err)
}
exampleFile2.Write([]byte("Hello, Japan!"))
return nil
}
実行結果
treeコマンドを実行→output.zipが作成されていることがわかる
解凍
流れ
- ZIPファイルの読み込み
- ZIP内のファイルを開く
- 対象ファイルの作成
- ファイル内に書き込まれた内容をコピー
実装
main.go
func decompress(ctx echo.Context) error {
// ZIPファイルの読み込み
r, err := zip.OpenReader("output.zip")
if err != nil {
log.Fatal(err)
}
defer r.Close()
// ファイルの作成
for _, f := range r.File {
// 一つ一つのファイルを開く
rc, err := f.Open()
if err != nil {
log.Fatal(err)
}
defer rc.Close()
// ファイルの作成
outFile, err := os.Create(f.Name)
if err != nil {
log.Fatal(err)
}
defer outFile.Close()
// ファイル内に書き込まれた内容をコピー
_, err = io.Copy(outFile, rc)
if err != nil {
log.Fatal(err)
}
}
return nil
}
実行結果
treeコマンドを実行→example1.txtとexample2.txtが作成されていることがわかる
まとめ
今回は基本的なZIP圧縮と解凍の実装について見ていきました。
ZIP用の標準ライブラリを使う部分があるものの、要はファイル操作なので、改めてその辺りの知識を深めていく必要があるかと実感しました。
他にも様々な実装方法がありそうなので、色々と見ていきたいと思います！
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