ジュニアエンジニアが1ヶ月Zennで記事を書いて得られた3つの学び
はじめに
7月末から9月頭の約1ヶ月、Zennで約20記事を執筆・公開しました。
その経験を通して得られたことを、3つ書こうと思います。
Zennで記事を書こうと思ったきっかけ
私がZennで記事を書き始めたきっかけは大きく3つあります。
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自社の技術ブログ運営を任されたこと
運営する立場である以上、自分自身も積極的に記事を書かないと説得力がないと感じました。 -
プロジェクトで新しい知識をキャッチアップする必要があったこと
学んだ内容を整理して自分の理解を深めるために、アウトプットの場が欲しいと思いました。 -
前から一つのテーマを掘り下げて記事を書いてみたいと思っていたこと
実際にまとめる機会ができたので、思い切って挑戦することにしました。
1ヶ月Zennで記事を書いて得られた3つのこと
1. 理解が深まる
何度も繰り返し言われていることですが、アウトプットすることで理解は格段に深まります。
実装や文章化をするには、知識があいまいなままでは進みません。記事を書いていると「この部分、意外と理解できていなかったかも…」と気づく瞬間がたくさんありました。
この「手が止まる」経験こそが、学びを深めるきっかけになります。調べ直して書き直すプロセスを繰り返すうちに、曖昧だった知識が確かな理解へと変わっていくのを実感しました。
2. インプットの質が変わる
「記事にしよう」という前提でインプットすると、普段の学習や仕事中の気づきに対して敏感になります。
- 調べた内容を整理しておこう
- この記事の小ネタにできそう
- 他の人はどうやって説明しているんだろう
と自然にアンテナが広がって、インプット自体が楽しくなりました。
また、記事にする前の調査で「自分が知らないこと」が次々に出てきて、学習の幅も広がりました。
アウトプットを意識すると、インプットの深さと広がりの両方が強化されるのだと実感しました。
3. 発信することへの抵抗がなくなる
最初は「こんな内容で大丈夫かな…」「高度な内容でないといけないのかな…」といろいろな不安がありました。しかし実際に公開してみると、シンプルな内容の記事でも「いいね」をいただけたり、読んでくださる方がいました。
(実際、20記事を書いて、現段階で「35いいね」をいただくことができました。)
また、特別に目新しいテーマではなくても、自分のためにまとめた記事が誰かの役に立つことがありそうと感じました。
自分のために書いた記事でも誰かが見てくれるという経験が、アウトプットへの心理的ハードルを大きく下げてくれました。
まとめ
ジュニアエンジニアがZennで1ヶ月間記事を書き続けて得られた学びは以下の3つです。
- 理解が深まる
- インプットの質が変わる
- 発信することへの抵抗がなくなる
記事を書くことは、自分の成長のための最強の学習法だと感じました。
もし「書いてみたいけど自信がない」と思っている人がいたら、質やバズは気にせず、自分のために書いてみることをおすすめします。
小さな一歩ですが、その一歩がきっと成長につながります。
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