Kaigi on Rails 2025 に参加した
2025/9/26, 27 に開催された Kaigi on Rails 2025 に参加した。

Ruby 歴はまあまあ長いけど(28年くらい?)、Rails 歴は4年弱くらいなのでよわよわです。
Kaigi on Rails のオフラインはは初参加。
会社に参加費と交通費と宿泊費を出してもらったのでたまにブースの店番をしてました。
発表スライドはここにまとまっていて便利。
以下聴講したやつ。
Day1
SponsorLT
なぜかスポンサーLTで結婚式直前に婚約解消したというつらい話がされてた。
Keynote: dynamic!
Rails でアプリを作るときのやりかたは、はじめに設計を固めるんじゃなくて考えながら作っていく。Rails はアジャイル開発に向いてる。という話だった気がする。
高度なUI/UXこそHotwireで作ろう
フロントエンド苦手なのであまりわからなかったけど、React は好きじゃないので Hotwire 使ってみたい。
入門 FormObject
いろいろ違和感があって頭に入ってこなかった。
- ActiveRecord を継承したクラスじゃないとモデルとは言わない
- Form オブジェクトはモデルではない
- Form オブジェクトを使うのは Rails Way ではない
…みたいな
Form オブジェクトは1度のリクエストで渡される複数の ActiveRecord モデルに関連するデータを Rails Way で扱えるようにするためのモデルというものってことでいいと思うんだけどな。
もう並列実行は怖くない コネクション枯渇とデッドロック解決の実践的アプローチ
コネクションプールが枯渇してしまうという話だけど、コネクションプールの最大数は雑に1000とかに設定しても問題ないと思うんだけどな。
RDBへの接続数はプロセス数とスレッド数から決まるので、コネクションプールの最大数を厳密に計算して小さくしておく必要はないような。
Web Componentsで実現する Hotwire とフロントエンドフレームワークの橋渡し
Custom Element いいよねー。HTML の標準機能で独自の要素を作れるのがよい。
5年間のFintech × Rails実践に学ぶ - 基本に忠実な運用で築く高信頼性システム
2分台で1500examples完走!爆速CIを支える環境構築術
CI を速くするための方策いろいろ。
GitLab は高機能でいいよね。GitHub も追いついて来てはいるけども。
オチが良かった。
今改めてServiceクラスについて考える 〜あるRails開発者の10年〜
joker さんはパーフェクト Ruby on Rails のサービスクラスを書いてたらしい。
が、今では使わない方がいいと思ってると。
まー、ビジネスロジックは全部適切なクラスを作ってモデルに書けばいいよね。ActiveRecord を継承してなくても。
終盤のモジュラーモノリスの話はよくわからなかった。
Day2
2重リクエスト完全攻略HANDBOOK
いろいろ役に立ちそうな発表だった。
Range on Rails ― 「多重範囲型」という新たな選択肢が、複雑ロジックを劇的にシンプルにしたワケ
ちょうどこの前、時系列データの扱いが複雑になったので、多重範囲型の Ruby クラスを作ってシンプルにできたところだった。
PostgreSQL に多重範囲型があるのは知らなかった。使ってみるのもいいかもしれない。
非同期処理実行基盤、Delayed脱出〜SolidQueue完全移行への旅路。
Solid Queue よさそう。
ドメイン指定Cookieとサービス間共有Redisで作る認証基盤サービス
"複雑なデータ処理 × 静的サイト" を両立させる、楽をするRails運用
rails g authenticationから学ぶRails8.0時代の認証
勉強になる。
rails g authentication は、認証システムのひな型を作ってくれるだけで、自前で認証システムを作りたい人向けって感じなのかな。
Keynote: Building and Deploying Interactive Rails Applications with Falcon
Falcon よさそう。
Closing

Kaigi on Rails とてもよかった。
RubyKaigi や RubyWorld Conference よりも仕事の役に立ちそうな話が多くて、つい仕事脳で話を聞いてしまった。
おまけ
2025/9/26, 27 に開催された Kaigi on Rails 2025 に参加した。

Ruby 歴はまあまあ長いけど(28年くらい?)、Rails 歴は4年弱くらいなのでよわよわです。
Kaigi on Rails のオフラインはは初参加。
会社に参加費と交通費と宿泊費を出してもらったのでたまにブースの店番をしてました。
発表スライドはここにまとまっていて便利。
以下聴講したやつ。
Day1
SponsorLT
Keynote: dynamic!
高度なUI/UXこそHotwireで作ろう
入門 FormObject
もう並列実行は怖くない コネクション枯渇とデッドロック解決の実践的アプローチ
Web Componentsで実現する Hotwire とフロントエンドフレームワークの橋渡し
5年間のFintech × Rails実践に学ぶ - 基本に忠実な運用で築く高信頼性システム
2分台で1500examples完走!爆速CIを支える環境構築術
今改めてServiceクラスについて考える 〜あるRails開発者の10年〜
Day2
2重リクエスト完全攻略HANDBOOK
Range on Rails ― 「多重範囲型」という新たな選択肢が、複雑ロジックを劇的にシンプルにしたワケ
非同期処理実行基盤、Delayed脱出〜SolidQueue完全移行への旅路。
ドメイン指定Cookieとサービス間共有Redisで作る認証基盤サービス
"複雑なデータ処理 × 静的サイト" を両立させる、楽をするRails運用
rails g authenticationから学ぶRails8.0時代の認証
Keynote: Building and Deploying Interactive Rails Applications with Falcon
Closing

おわり
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