Azure Face APIを使って2つの顔が同一人物か判定する
はじめに
2 枚の写真に写っている人物が同一人物であるかどうかを判定する顔認識
を、Azure Face API を使って行ってみます。
公式ドキュメントはこちら。
Azure Face APIを使った顔認識ステップ
顔認識を行うには以下のステップを踏む必要があります。
-
顔検出API
を利用し、比較したい 2 枚の写真のFaceID
を取得する。 -
確認API
に 2 つの FaceID を送り、同一人物かどうかを判定する。
今回利用するAPIはこちら
顔検出API
写真に写った顔を検出するための API です。
検出された顔にはそれぞれFaceID
が割り振られ、確認 API の実行に必要です。
確認API
指定した 2 つのFaceID
の顔が同一人物かどうかを判定する API です。
実際に試してみる
今回はこちらのガッキーが同一人物かどうか判定してみます。
まずは、顔検出APIを使って、FaceID を取得します。
API キーの取得方法はこちら。
画面下部にあるSend
ボタンをクリックすると FaceID が返ってきます。
今回はc2e933ef-8557-4306-a59f-7d86bc5ee30f
でした。
2 枚目の画像に対しても同様に FaceID を取得します。
2 つ目の FaceID は8729b426-700a-4901-96a9-0abb0c3d7320
でした。
続いて、確認APIを使います。
API キーを入力し、Request body には先程取得した FaceID を以下のフォーマットで入力します。
{
"faceId1": "c2e933ef-8557-4306-a59f-7d86bc5ee30f",
"faceId2": "8729b426-700a-4901-96a9-0abb0c3d7320"
}
画面下部にあるSend
ボタンをクリックすると、同一人物度合いが返ってきます。
今回は、96%
くらい同一人物という結果が得られました。
まとめ
Azure Face API を使って、2 枚のガッキーが同一人物か判定してみました。
顔検出API
と確認API
の 2 つの API を使わないといけませんが、手順自体はシンプルでわかりやすかったです。
とりあえず 1 パターンしか試していませんが、写真の明るさ、顔が写っている角度、距離などの条件を変えた場合、どれくらいの精度が出るかも見てみたいですね。
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