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【実体験】プログラミング未経験からWebエンジニアとして転職するまでにやったこと6選

2022/09/02に公開約5,000字

体験談です。

私は自社開発企業でWebエンジニアとして働きながら、
副業としてプログラミングスクールのメンターもやっています。
その中で感じるのは、プログラミング未経験からWebエンジニアへの転職を目指す人が増えていることです。

(私自身、プログラミングは未経験でしたが、社会人5年目にしてWebエンジニアに転職しました。)

ただ、それと同時に具体的にどうやったらWebエンジニアに転職できるか分からない
という声も、受講生の方から多く聞こえてきます。

実際、この記事を読んでくださっている方も同じ悩みを抱えているのではないでしょうか?

以上のような、プログラミング未経験からWebエンジニアとして
転職するために必要な準備について、私の体験談をもとにお答えします。

この記事では以下の内容を説明していきます。

- Webエンジニアとしてのスキル習得のためにやったこと
  - 1. 本・チュートリアルを活用した勉強
  - 2. プログラミングスクールへの通学
  - 3. AWS (クラウド) 資格の取得
- ポートフォリオ作成のためにやったこと
  - 4. コンセプト決め
  - 5. 使う技術(フレームワーク等)の選定
  - 6. 説明資料(システム構成図、設計書など)の作成

私が実際にプログラミング未経験からWebエンジニアになるまでにやったことを
実体験をもとにお伝えするため、
何をすれば分からないという方の疑問を解消することができます。

この記事を参考に1日でも早く準備を進め、
より効率的かつ実用的にWebエンジニアへの一歩を踏み出しましょう!

Webエンジニアとしてのスキル習得のためにやったこと

私は新卒で通信インフラの企業に入社したものの、
プログラミングとは全く関係のない業務に従事していました。

そこからWebエンジニアとして必要なスキルを習得し、
実務レベルに達するまでにやってきたことを紹介します。

1. 本・チュートリアルを活用した勉強

まずはプログラミングの基礎的な勉強として、
当然ですが興味のあるプログラミング言語
そしてWebフレームワークの勉強から始めました。

言語もフレームワークもWebエンジニアとして一番大事なスキルだからです。

私は高速でアプリを作れるWebフレームワークである Ruby on Rails に興味があったため、
RubyRuby on Rails をセットで学ぶこととしました。

順番としては、最初に無料で公開されている
Ruby on Rails チュートリアルをなんとか一通りこなして全体像を掴みました。

次に、細かい仕様を含めて体系的に学ぶために
以下2冊の本を3周、手を動かしながら読み進めました。

最初は分からないことだらけであまり進まず、焦る日々でしたが
ここでなんとか堪え、勉強に専念することで次のステップに進む準備ができました。

2. プログラミングスクールへの通学

本やチュートリアルでの勉強を終えた後は、
Ruby on Rails でのオリジナルアプリケーション作成を課題とする
プログラミングスクールにオンラインで通うことにしました。

通学前の時点で一通り、知識としてのインプットは出来たものの
本やチュートリアルで身に付けたスキルが現場ですぐに役立つかどうかには不安がありました。

そこで、メンターのフォローを受けながら実際にWebアプリケーションを作りつつ、
コードレビューやメンタリングを通し、現場で使えるスキルを身につけることが目的です。

実際、本やチュートリアルの真似だけでは応用が効かず、
いろんなメンターに質問し、レビューしてもらうことで
ようやくオリジナルのアプリケーションを作ることがでいました。

スクールはそれなりにお金がかかる大きな出費ではありましたが、
現役のエンジニアから細かくサポートを受けながら
アプリケーションを作れたことは、自信に繋がる経験となりました。

3. AWS (クラウド) 資格の取得

現在、多くの現場で AWS が活用されており、
AWSをはじめ、クラウドは Webエンジニアにとっては必須のスキルであるといえます。

そんな中、プログラミングスクールと同時並行ではありましたが、
転職までに私は以下の AWS 資格をすべて独学で取得しました。

  • AWS ソリューションアーキテクト・プロフェッショナル
  • AWS DevOps エンジニア・プロフェッショナル
  • AWS セキュリティ

ソリューションアーキテクト、デベロッパ+運用系の資格については
アーキテクトを取った後、最上位であるプロフェッショナルレベルまで取得しています。
取得までにかなり苦労はしましたが、ここまで力を入れたのは
未経験でありながらスキルを証明するためには資格取得が有効だからです。

資格自体はあくまで体系的な知識を持っていることの証明にしかなりませんが、
それでも資格取得を通してAWSに触れてスキルは身につきますし、
転職活動を行う上でも有利に進めることができました。

実際、現在の会社に入社してから採用担当に聞いたのですが
AWS資格が大きな評価ポイントになっていたそうです。

皆さんそれぞれが目指す方向性は異なるため、
必ずしもAWS資格を取るべきというわけではありません。

しかし、クラウドも扱えるWebエンジニアを目指すのであれば、
まずは関連した資格を取得するのがおすすめです。

ポートフォリオ作成のためにやったこと

ここまでで最低限のスキルを身につけることは出来たため
スキルを証明する一つの形であるポートフォリオ(※)を作成することにしました。

※)ここでは、応募先の企業に見せるために公開するWebアプリのことを指しています。

私がポートフォリオ作成にあたり何を考え、どのような準備を進めたかをお伝えします。

4. コンセプト決め

まず、どのようなアプリを作るかというコンセプトから考えました。

結論からいうと、自宅での筋トレのメニューを自動で作成してくれる
ヘルスケア系のアプリを作ることにしました。
これは、コロナ禍でなかなか外で運動する機会が減ってしまったけど
自宅ではどんな筋トレをすればいいか分からない、という自分自身の課題を解決するためです。

このように、目的意識を持ったポートフォリオを作ることは重要です。
なぜなら、転職活動の面接で「なぜ○○を作ったか?」といった質問に答えられるようにするのはもちろん、
一つのポートフォリオを辛抱強く作り上げるためのモチベーションにも繋がるからです。

もちろん、自分が作れそうなものからコンセプトを逆算するのもアリですが
何かしらの目的意識を持つことは忘れないようにしましょう。

5. 使う技術(フレームワーク等)の選定

次に、ポートフォリオに組み込む技術を選定することとしました。
これは「**自分がどのような技術を使うWebエンジニアになりたいか?」**から考えます。
それは、ポートフォリオは自分のスキルを証明するものであるからです。

例えば、あなたのポートフォリオに
Ruby on Rails、AWS、他に CircleCI といった自動化の仕組みを使っているとします。

もしあなたが転職したい企業で既にそれらの技術が使われていれば
既にそれらのスキルをある程度は持っている、
つまり最低ラインはクリアしているという評価を受けやすくなります。

参考までに、ポートフォリオに組み込んだ技術を紹介します。

  • フレームワーク
    • Ruby on Rails
  • クラウド
    • AWS
  • CI/CD(自動テスト・自動デプロイ)
    • GitHub Actions
    • Slack (通知用)
  • その他
    • Terraform (Infrastrucre as a Code: インフラのコード化)
    • Docker (コンテナ技術)

これらは、私はいくつか興味のあった企業に共通している技術として
共通していたために、これらの技術を選定しました。

実際、現在働いている企業ではまさに上記の技術を使っていたので
ポートフォリオにこれらの技術を組み込んだことが、選考での評価ポイントになっているはずです。
さて、ではどのような技術を選定するかですが
あなたがどんなWebエンジニアになりたいかに直結します。

しかし、初心者のうちはどんな技術を使えばいいかも分からず、技術選定は難しいですよね。
そんな時は、どこでもいいので興味のある企業の求人情報を見てみましょう。
求人情報では「求める経験」「応募条件」という形で、その企業が求めるスキルが掲載されています。

この情報から逆算的に技術を選定し、
不足していれば学んでポートフォリオに組み込むというのも手です。

6. 説明資料(システム構成図、設計書など)の作成

ポートフォリオを作成しながら、選考時に提出するための説明資料も同時に作成しました。
説明資料といっても大げさなものは必要なく、
ポートフォリオで使っている技術がひと目で分かるもので十分です。

私が作成し、転職活動時に実際に提出していたのは以下の図でした。

これはシステム構成図といい、**どんなシステムや技術を使っているか?**を俯瞰で表した図です。
Cacoo という無料の描画ツールを使っています。)
こんなものを作らなくてもポートフォリオそのもので十分
と思う方もいるかもしれません。
しかし、選考に関わるエンジニアも通常業務と並行して採用活動を行っており、忙しいものです。

ポートフォリオを多少触ってくれたとしても、
あなたが苦労して組み込んだ技術、仕組みには気付かない可能性が高いです。
そんな時、こういった説明資料が一つでもあると、
全体像をひと目で理解でき、あなたのスキルをアピールできるので効果的であると考えています。
(もちろん図でなくとも、作ったアプリの仕様を示す簡単な設計書でもあれば十分です。)

せっかく苦労して作るのですから、
ポートフォリオを全面的に押し出す説明資料はぜひ用意しておくことをおすすめします。

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