AI駆動開発のために学ぶ React基礎チュートリアル(26章 / 22万字)を無料公開しました
こんにちは、とまだです。
最近、Claude CodeやCursorといったAIツールでReactやNext.jsを書く人が増えてきましたよね。
でも、AIに頼りきっていると「なぜこのエラーが出るのか」「どうしてこの構成になっているのか」がわからず、結局詰まってしまうことがありませんか?
今回は、そんな方のためにReact基礎学習チュートリアルを無料公開したので、その内容と思いをお伝えします。
なぜReactの基礎学習教材を作ったのか
AI駆動開発時代だからこそ基礎が大事
私自身、Udemy講師として多くの方にAI駆動開発を教えてきました。
Claude CodeやCursorは確かに便利です。
コードを爆速で生成してくれますし、エラーも解決してくれます。
でも受講生の方々を見ていると、ある共通の壁にぶつかることに気づきました。
「AIが生成したコードの意味がわからない」
「ちょっとしたカスタマイズができない」
「エラーの原因が理解できない」
つまり、AIツールを使いこなすには、やはり基礎知識が必要なんです。
もちろん、誰でも開発できるようになるのがAIツールの魅力です。
それでも「品質の高いアプリを」「エラーなく」作れるのは、やはりプログラミング知識が必要となります。
この点については、以前 Voicy で話しました。
22万文字・26章の充実した内容
そこで作ったのが、このReact基礎学習チュートリアルです。
総文字数は約22万文字、26章構成という、書籍1冊分レベルのボリュームになりました。
📚 React基礎学習チュートリアル 統計情報
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ファイル数: 26章
総文字数: 22万文字
有料だった本を無料公開するまでに至った理由
正直、これだけの内容を無料公開するのは迷いました。
しかも、私の個人開発アプリにて $20/月 で読める本の一つです(執筆時点)。

ただ、残念ながら AI 開発時代に「お金をかけてでも勉強しよう!」という人が減っているのも事実です。
実際、Claude Code などが流行ってからユーザー数も減っています。
そこで、わずかな収益のために肥やしにするぐらいなら、AI駆動開発で悩んでいる方の一助になればという思いで Zenn での公開を決めました。
教材の特徴と学習内容
段階的に学べる7つの学習ステップ
本教材は、以下の7つのステップで段階的に学習できる構成になっています。
Step 1: Reactの基本概念を理解
- Reactとは何か
- コンポーネント指向の考え方
- Virtual DOMの仕組み
Step 2: 開発環境の構築
- Viteを使った高速な開発環境
- プロジェクト構成の理解
- VS Codeの効率的な設定
Step 3: Tailwind CSSでスタイリング
- ユーティリティファーストCSS
- Reactとの組み合わせ方
- レスポンシブデザインの実装
Step 4: JSXとコンポーネントの基礎
- JSXの書き方
- 関数コンポーネントの作成
- Propsによるデータの受け渡し
- イベントハンドリング
Step 5: Stateとライフサイクル
- useStateでの状態管理
- useEffectでのサイドエフェクト
- よく使うReact Hooks
Step 6: Todoアプリ実践開発
- アプリの設計と準備
- CRUD機能の実装(全7章)
- localStorageでのデータ永続化
Step 7: TypeScriptでの型安全な開発
- TypeScript環境の構築
- コンポーネントの型定義
- 計算機アプリの実装
実践的なコード例が豊富
各章には実際に動くコード例を豊富に用意しています。
たとえば、Todoアプリの実装では以下のような機能を段階的に追加していきます。
- Todo一覧表示機能
- Todo追加機能
- Todo削除機能
- Todo編集機能
- Todo完了機能
- データの永続化
これらを一つずつ実装することで、Reactの基本的な動作原理が自然と身につきます。
AI駆動開発との相乗効果
基礎があればAIツールが10倍活用できる
Reactの基礎を理解していれば、AIツールの活用の幅が大きく広がります。
基礎がない場合:
- AIの提案をそのまま受け入れるしかない
- エラーが出ても原因がわからない
- カスタマイズができない
基礎がある場合:
- AIの提案を理解して取捨選択できる
- エラーの原因を特定して的確な指示が出せる
- 自分のニーズに合わせてカスタマイズできる
バイブコーディングの効率が格段に上がる
最近話題の「バイブコーディング」(AIと対話しながら開発する手法)も、基礎知識があるとスムーズに進められます。
「useStateを使って〜」「useEffectのクリーンアップで〜」といった具体的な指示が出せるようになるからです。
無料で学べる理由
Give の精神で知識を共有
私自身、プログラミング未経験からエンジニアになった経験があります。
その過程で多くの方から無料で知識を共有していただきました。
今度は私が恩返しする番だと思い、この教材を無料公開することにしました。
無料でアクセスできますので、ぜひご活用ください。
さらに深く学びたい方へ
React を習得したのステップアップでは、私の動画や講座で学んでくれると嬉しいです...!
以下、宣伝となり恐縮ですがいくつかご紹介させていただきます。
ベストセラーのUdemy講座でAI駆動開発をマスター
基礎を学んだ後は、実践的なAI駆動開発にチャレンジしてみませんか?
私のUdemy講座では、Claude CodeやGemini CLIを使った実践的な開発手法を学べます。
主な講座ラインナップ:
- Claude Code × Python でアプリ・スクレイピング・ゲーム開発
- Claude Code × React Native でスマホアプリ5つ開発
- Claude Code × MCP(Model Context Protocol)実践ガイド
- Stripe決済を組み込んだサブスク型アプリ開発 など
React や Next.js、Claude Code に Codex、Kiro に Gemini CLI など、最新スキルを数多く取得できます!
🎁 特別クーポン配布中(各1,500円)
一部の講座は Udemy で ベストセラーに選出 されており、多くの高評価レビューもいただいているので自信を持っておすすめできます!

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AI駆動開発は日々進化しています。
SNS や Youtube では最新情報をお届けしていますので、読む・観るだけで最新情報をキャッチアップしませんか?
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- YouTube: AI駆動開発の実践動画
- note: 開発ノウハウ記事
まとめ
AI駆動開発の時代だからこそ、基礎知識の重要性が増しています。
このReact基礎学習チュートリアルが、皆さんのスキルアップの一助になれば幸いです。
無料で学べる今のうちに、ぜひReactの基礎を固めて、AI駆動開発を10倍活用できるエンジニアを目指しましょう!
質問や感想があれば、お気軽にコメントやX(Twitter)でお知らせください。
一緒にAI駆動開発の可能性を広げていきましょう!
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