Closed8

WindowsでEndeavourOSを使う

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仮想マシンの作成

Hyper-V マネージャから仮想マシンを作成する。

1

名前は適当に。

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第2世代を選択。

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IntelliJを使うので、メモリは8GBくらい。(後からでも変更できる)

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ネットワークはとりあえず Default Switch を選択。(後からでも変更できる)

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HDDは64GBくらい。(後からでも変更できる)
32GBくらいだと、あっという間に足りなくなる。

6

後でオペレーティングシステムをインストールする。

7

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仮想マシンの設定変更

仮想マシンの設定を変更する。

1

セキュアブートを無効にする。

2

ハードウェアの追加から

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DVDドライブを追加する。

4

ダウンロードしたイメージを指定する。

5

ブート順を入れ替える。

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インストール

1

起動して暫く待つと、インストーラーが立ち上がるので、 [Start the Installer] をクリック。

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[Online] で問題ない。

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インストーラーは標準で日本語に対応している。

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ロケールもデフォルトでAsia/Tokyoが選択されている。

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キーボード選択も特に変更は不要。

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デスクトップ環境は必要に応じて。

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パッケージも必要に応じて。
後からいくらでも追加でインストールできるので、最初からいろいろ入れておく必要はないと思う。

8

ブートローダーはsystemd-bootで良い。

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ディスクは消去し、スワップなし、ファイルシステムはext4で構成。

10

アカウントも適当に。

11

最終確認されるので、OKであればインストールを開始する。
コーヒーブレイク。

12

インストールが終わったら、DVDメディアを取り外して、仮想マシンを再起動する。

// GUIインストーラーのおかげでArch Linuxよりインストールがとても簡単

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ディスプレイサイズの変更

筆者のPCはQWXGA+(2880×1800)だが、Hyper-Vのデフォルト設定ではWUXGA(1920x1200)になっている。
これでは画面サイズが小さいので、PowerShell(管理者)から Set-VMVideo コマンドを使って変更する。

PowerShell(管理者)
PS > Get-VMVideo -VMName "Endeavour OS"

ResolutionType       : Default
HorizontalResolution : 1920
VerticalResolution   : 1200
Name                 : ディスプレイ コントローラー

(...以下略)

PS > Set-VMVideo -VMName "Endeavour OS" -ResolutionType Single -HorizontalResolution 2880 -VerticalResolution 1800
PS C:\WINDOWS\system32> Get-VMVideo -VMName "Endeavour OS"


ResolutionType       : Single
HorizontalResolution : 2880
VerticalResolution   : 1800
Name                 : ディスプレイ コントローラー
(...以下略)

仮想マシンを再起動すると、新たな解像度でEndeavour OSが起動するが、2560x1600になっており、まだ少し小さい。

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cvtを使ってカスタム解像度のモードラインを取得する。

$ cvt 2880 1800
# 2880x1800 59.97 Hz (CVT 5.18MA) hsync: 111.84 kHz; pclk: 442.00 MHz
Modeline "2880x1800_60.00"  442.00  2880 3104 3416 3952  1800 1803 1809 1865 -hsync +vsync

この情報を使って、X11起動時の設定ファイルを追加する。

/etc/X11/xorg.conf.d/10-monitor.conf
Section "Monitor"
    Identifier "Virtual-1"
    Modeline "2880x1800_60.00"  442.00  2880 3104 3416 3952  1800 1803 1809 1865 -hsync +vsync
    Option "PreferredMode" "2880x1800_60.00"
EndSection

再度、仮想マシンを再起動すると、新しい解像度が設定されている。

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システム設定を変更する。
文字が小さいのでScaleも200%に設定しておく。

参考

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日本語入力の設定

fcitx5をインストールする。

$ yay -Syy fcitx5-im fcitx5-mozc
(...省略)
$ fcitx5-configtool

Fcitxの設定ダイアログが表示されるのでMozcのみ設定する。

1

.xprofile にFcitxの設定を入れる。

~/.xprofile
export TK_IM_MODULE="fcitx"
export QT_IM_MODULE="fcitx"
export XMODIFIERS="@im=fcitx"
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Docker Desktop for Linuxのインストール

Hyper-V内のOSでDockerを使うには、 Set-VMProcessor コマンドを使って、ネストされた仮想化を有効化する必要がある。

PowerShell(管理者)
PS > Get-VMProcessor -VMName "Endeavour OS" |ft VMName,ExposeVirtualizationExtensions

VMName       ExposeVirtualizationExtensions
------       ------------------------------
Endeavour OS                          False


PS > Set-VMProcessor -VMName "Endeavour OS" -ExposeVirtualizationExtensions $true

PS > Get-VMProcessor -VMName "Endeavour OS" |ft VMName,ExposeVirtualizationExtensions

VMName       ExposeVirtualizationExtensions
------       ------------------------------
Endeavour OS                           True

有効化したらEndeavour OSを起動し、インストールする。

$ yay -Syy docker-desktop

インストールが終わったら非rootでサービスを有効化する。

$ systemctl --user enable --now docker-desktop
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Windowsとのファイル共有

Windows側で共有のための設定を行う。

  1. ローカルユーザー(ユーザー名:endeavouros、パスワード:passwordとする)を作成する
  2. 共有ウィザードでローカルユーザーにアクセス権を付与する
  3. 詳細な共有でEveryoneにフォルダへのフルアクセス権を付与する

https://www.ipentec.com/document/windows-share-folder-difference-sharing-wizard-and-advanced-sharing

Hyper-Vマネージャから内部スイッチを作成し、IPアドレスを割り当てる。

  • Windows側 仮想NIC:192.168.99.1
  • EndeavourOS側 仮想NIC:192.168.99.2

smb関連のツールをインストールする。

yay -Syy smbclient
sudo mkdir /mnt/win

自動マウントを設定する。

/etc/fstab
//192.168.99.1/shared /mnt/win cifs username=endeavouros,password=password,uid=1000,gid=1001,iocharset=utf8,sec=ntlmv2,vers=2.1,rw 0 0

マウント設定を有効化する。

systemctl daemon-reload
sudo mount -a
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