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Python入門④~四則計算・算術演算子・round関数~
Pythonでは、算術演算子、というものを使って計算させることができます。
「算術」と付け加えているのは、それ以外にも色々な種類の演算子があるためです。
足し算
「+」を使います。
print ( 1 + 2 )
とすると「3」が表示されます。
引き算
「-」を使います。
print ( 5 - 3 )
とすると「2」が表示されます。
掛け算
「*」を使います。
print ( 2 * 3 )
とすると「6」が表示されます。
割り算
「/」を使います。
print ( 6 / 2 )
とすると「3.0」が表示されます。
※割り算は小数点以下が発生することがあるので、デフォルトでは結果が整数であっても、小数点以下第一位まで表示されるようです
べき乗(◯の△乗)
「**」を使います。
print ( 2 ** 3 )
とすると、2の3乗なので、「8」が表示されます。
切り捨て割り算(割り算の整数部分)
「//」を使います。
print ( 5 // 3 )
とすると、5÷3=1と2余りなので、「1」が表示されます。
剰余(割り算の余り)
「%」を使います。
print ( 5 % 3 )
とすると、5÷3=1と2余りなので、「2」が表示されます。
複合計算
print ( 5 - 2 * 3 )
とすると、通常の数学と同じで、掛け算・割り算が優先されます。
今回だと「2 * 3」が優先的に計算されて、「5 - 6」となり、結果の「-1」が表示されます。
四捨五入(round関数)
通常通りだと
print ( 3.543 )
とすると、「3.543」が表示されます。
round関数を使うと、四捨五入ができます。
基本的な書き方は次の通りです。
round ( 四捨五入したいもの,四捨五入をどこでするか )
例えば、
print ( round ( 3.543 ) )
とすると、「4」が表示されます。小数点第一位を四捨五入しています。
print ( round ( 3.543,1 ) )
とすると、「3.5」が表示されます。小数点第二位を四捨五入しています。
以上が四則計算のお話でした。
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