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WSL2 環境で Visual Studio Code(VSCode)を使う方法: daimon.ex 番外編04解説

2024/04/23に公開

動画

https://www.youtube.com/watch?v=SLbiBx000u4

Visual Studio Code のインストール

動画ではすべてのステップを細かく説明しましたが、Windows 上で何度かアプリケーションをインストールした経験があれば、動画を見なくてもできます。「次へ」ボタンをクリックしていって、最後に「インストール」ボタンをクリックするだけです。途中の設定項目を変える必要はありません。

Ubuntu ターミナルから Visual Studio Code を開く

ここも話はすごく単純です。Ubuntu ターミナルを開き、プロジェクトディレクトリを作って、そこに cd してから code . コマンドを実行すると、そのディレクトリが開かれた状態で VSCode が起動します。

ポイントは、Ubuntu ターミナルの 中で Visual Studio Code を開くということ、これだけです。先に Visual Studio Code を開いてから、作業を始めることもできますが、初心者の方は迷いがちなので、お勧めしません。

Visual Studio Code に Elixir 拡張機能をインストールする

動画で説明し忘れたことを補足します。

Visual Studio Code で Elixir のソースコードを編集する場合、Elixir 用の拡張機能をインストールした方が便利です。

主要な拡張機能としては、次の2つがあります:

ダウンロード数、★の数ともに前者の方が上であり、しかも後者はメンテナンスが終了していますので、ElixirLS 一択のように思われるかもしれません。

しかし、私は vscode-elixir を使い続けています。メンテナンス終了という事実が気になりますが、機能的には特に問題ありません。

特に Elixir に入門したばかりの方には、vscode-elixir の方をお勧めしたいです。

ElixirLS を使う場合、裏で Language Server というものが起動して、VS Code がこれと通信しながらいろいろと高度なことをするのですが、環境によっては初期状態で Language Server の起動が失敗します。VS Code 上に現れるエラーメッセージは(初心者には)難解であり、自力で解決できない可能性が高いです。

というわけで、最初は vscode-elixir を採用し、慣れてきたら ElixirLS も試してみる、という風に進むのが、Elixir 入門者には良いと私は考えます。

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