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Windowns 11 に WSL2 をインストールしよう: daimon.ex 番外編02
動画
WSL2 をインストールする目的
Windows 11 に Elixir の開発環境を構築する方法は、大きく分けて 3 通りあります。
- Windows インストーラーで直接 Erlang と Elixir をインストールする。
- WSL2 をインストールして、その上に Erlang と Elixir をインストールする。
- Docker Desktop をインストールして、その上に Erlang と Elixir をインストールする。
今回の動画は、2番目の方法の前段（準備作業）を説明したものです。
1番目の方法が最も単純で簡単ですが、Elixir で本格的なプログラミングを行いたい場合、特に Phoenix（Elixir 製の Web 開発フレームワーク）を利用して Web アプリケーション開発を行いたい場合は、2番目の方法がおすすめです。
なぜなら、Web アプリケーション開発でほぼ必須となるデータベース管理システム（Phoenix、MySQL等）やキーバリューストア（Redis等）のセットアップがしやすいからです。
私の考えでは、3番目の方法（Docker Desktop 上に Erlang/Elixir をインストールする方法）は、2番目の方法よりも劣ります。Docker Desktop にはパフォーマンス上の問題があるからです。いろいろと設定に気を付けないと、データベース管理システムが十分な性能を発揮しません。
WSL2 をインストールした後
Windows 11 に WSL2 をインストールした後は、2つの道に分岐します。
- asdf で Erlang と Elixir をインストールする。
- Docker をインストールして、その上に Erlang と Elixir をインストールする。
番外編03で前者を、番外編04で後者を説明します。この2つの方法にはそれぞれ長所があります。おそらくは、両方の方法で複数個の Elixir をインストールするのが最善です。
なお、WSL2 上にインストールされる Docker は、Docker Desktop とは別物で、パフォーマンス上の問題を引き起こしません。
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