X-Ray コンソールは、再設計され CloudWatch と統合して使いやすくなりました。(マネコン原文ママ)

概要

• 元々XRayとCloudWatchはマネジメントコンソール上で分かれていたのが、CloudWatch側に統合された
• XRayのトレース結果からCloudWatchログに直接飛べなかったのが飛べるようになった
• 統合されたのは1ヶ月前後前の認識だったがログが直接見えたりInsightsに飛べるのは今日知った(2023/03/15)
  • ※自分が遅いだけかもしれません

内容

統合後のCloudWatchのGUIです。左のメニューにXRayが追加されています。
また、画面上部に青く「X-Ray コンソールは、再設計され CloudWatch と統合して使いやすくなりました。」
統合されたのは1ヶ月前後前の認識でしたが

指定の条件でトレース結果を見ます。この辺りは、元々のXRayの画面と大きくは変わっていないのでそこまで操作に困りませんでした。デザインの変更とかノードとかが追加されている気がします。
元々のGUIと変わらず特定のリクエストIDが詳細へのリンクになっているので、クリックして遷移してみます。

遷移後のページです。画面上部はトレースのタイムラインとかが見れる従来通りの画面ですが、スクロースしていくと下の方に、「ログ」のセクションがありました。(これが最近追加された認識)
見てわかる通り、CloudWatch Logsがこの画面から確認できます。
また、別の環境でここにログが表示されていないことがあったのですが、その場合、「CloudWatch Logsインサイトで表示」を押すと、このリクエストで絞り込めるような条件が自動的にセットされてインサイトで検索できるようになっていました。

まとめ

以上、XRayがCloudWatchと統合されて使いやすくなっていた話でした。
先日、直接CloudWatch Logsに飛べないかを調べていた際に、サポートの方から「Javaで特別なPluginを入れた場合に可能ではある」、という回答はいただけていたもののJavaを使っていないので諦めていたところ今回のアップデートで言語問わずにLogへのアクセスが簡単になりました。※今回見た環境(Lambda)の言語はPythonです。