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Aurora MySQLで"カスタムパラメータグループ"×"インプレースアップグレード"の注意点
概要
- Aurora MySQLでインプレースアップグレードをする際に、カスタムパラメータグループを使用している際は、アップグレード終了後に再起動する ことを忘れないようにご注意ください
この記事で言いたいことはこれだけです。
背景: Aurora MySQL 2系のEOLとインプレースアップグレードについて
2024年10月31日にAmazon Aurora MySQL 互換エディション バージョン 2 (MySQL 5.7 互換) はEOLを迎えます。この記事を書いているのが2024年09月26日なので残り約1ヶ月ですね。
公式:
20222年09月26日にAmazon Aurora が MySQL 5.7 から 8.0 へのインプレースアップグレードをサポートしました。
公式:
インプレースアップグレードの他の方法だとB/Gデプロイなどのアップグレード方法がありますが、ダウンタイムをある程度許容できる場合は、公式に機能として提供されているインプレースアップグレードが安全にアップグレードするために有力な選択肢となるのではないでしょうか。
注意点: カスタムパラメータグループの適用にはアップグレード後に再起動が必要
インプレースアップグレードは機能としてアップグレードをマネージドに提供してくれるので雑に書くとアップグレードのAuroraのバージョンを選ぶだけでアップグレードすることができます。
しかし、カスタムパラメータグループ周りの適用にはインプレースアップグレード後に再起動をする必要があります。下の公式の実行手順の中にも書かれていますが、該当する環境では移行手順として漏れがないか、再起動が必要でないか注意が必要です。
公式のインプレースアップグレードの実行手順:
まとめ
以上、簡単ではありますが、Aurora MySQLのインプレースアップグレードに関する注意事項の紹介になります。そのほかにも手順などに漏れがないか不安な場合は担当のSAの方などに相談してみることをお勧めします。この記事がこれからAuroraアップグレードをする方のお役に立てば幸いです。
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