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Arch Linuxメモ キーレイアウト

2022/03/11に公開

Arch Linuxを触ったときに調べたことをメモしていきます。

キーレイアウト

現在のキーレイアウトを確認

localectl status
   System Locale: LANG=en_US.UTF-8
       VC Keymap: n/a
      X11 Keymap: n/a

System Localeはロケール設定。よくわかってなかったけど文字コードを指定するもののようで結構大事みたいです。初期設定ではen_US.UTF-8(米国英語表記)。
VC Keymapはコンソールでのキーマップ
X11 KeymapはXorg(GUI)でのキーマップ
初期設定だとそれぞれ設定されていないようです(n/a)。

インストール済みキーレイアウトを確認

1つはlsでレイアウトファイルを直接見る方法

ls -la /usr/share/kbd/keymaps/**/*.map.gz
/usr/share/kbd/keymaps/amiga/amiga-de.map.gz
/usr/share/kbd/keymaps/amiga/amiga-us.map.gz
...

もう一つはlocalectlで見る方法。こっちで見るのが正式な気がする。

localectl list-keymaps
ANSI-dvrak
adnw
...

初期設定だと英語キーボードのレイアウトのようなので、日本語キーレイアウトのjp106を探してみます。

localectl list-keymaps | grep jp
jp106

あとはこれを設定する。

キーレイアウトの設定

一時的な方法と、永続的な方法の2つがあります。

一時的な方法はloadkeysでの指定。

loadkeys jp106

これでlocalectl statusを見ると

localectl status
   System Locale: LANG=en_US.UTF-8
       VC Keymap: n/a
      X11 Keymap: n/a

特に変わっていないことが分かります。

永続的な方法はlocalectl set-keymapです。

localectl set-keymap jp106

この場合はlocalectl statusの結果が変わっています。

localectl status
   System Locale: LANG=en_US.UTF-8
       VC Keymap: jp106
      X11 Layout: jp
       X11 Model: jp106
     X11 Options: terminate:ctrl_alt_bksp

X11 Keymapが無くなって色々変わってしまったみたいです。それぞれどういう意味なのかはXorgを入れてから調べてみます。

localectl set-keymapは永続的な変更と言いましたが、設定結果が/etc/vconsole.confに保存されています。loadkeymapではvconsole.confは作成されません。

vconsole.confの中身を見てみましょう。

$ cat /etc/vconsole.vonf
KEYMAP=jp106

jp106が設定されていることが分かります。

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