Closed5

kali linux 2022.4のセットアップ for mac

tkc310tkc310

(kaliはあくまで勉強のための利用です)

macのスペック

  • macbook pro 2017 (古い)
  • os: monterey 12.6.3
  • cpu: Intel Core i7
  • memory: 16gb

kali linuxイメージのインストール

virtualboxは最新バージョンを使いたいため下記からダウンロードする (デフォルトで日本語化されていない)
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads

  1. virtualbox 7.0.6
  2. extension pack 7.0.6
  • usb2.0/3.0
  • RDP
  • ディスク暗号化
  • webカメラ
  1. μ torrent browser
  2. kali linux 2022.4 64bit
    torrentタブからインストール、完了したらイメージをクリックするとvirtulboxにインポートされる
    ハードウェア構成などはよしなに設定されてくれるので特にいじらなくて大丈夫だった
    memory: 2024kb
    cpu: 2
tkc310tkc310

ログイン

virtualboxのイメージのdescriptionにデフォルトのユーザ情報が記載されている
ユーザ: kali
パスワード: kali

パスワード変更

terminalから変更する
(デフォルトzshになっていた)

$ passwd
# => 変更前後のパスワードを対話的に入力

解像度を変更

virtualboxのイメージ Setting > Displayから200%にするとちょうど良かった

スクリーンロックを無効にする

画面左上Application > Setting > Power Manager > System > System power saving
When inactive forを一番左にスライドして「Never」にする

拡張版のterminalを入れる

terminator

$ sudo apt install terminator
tkc310tkc310

キーボード設定

JIS配列にする
Application > Setting > Keyboard > Layout

  • Keyboard model: Apple
  • Keyboard layout: Japanese
    Keyboard model, layout共にMacintoshが選べるが、上記にしないとカタカナしか入力できなくなる罠がある

ググラビリティのために日本語表示にはしない

日本語パッケージのインストール

terminalを起動

$ sudo apt update -y
$ sudo apt install -y task-japanese task-japanese-desktop

再起動すると設定が反映される

画面右下にIMEバー?が表示されるため、一番左のアイコンをクリックして「Mozc」を選択する

before

after

テキストエディターを起動して入力
英字/日本語切り替えが有効になっていることを確認

tkc310tkc310

ネットワーク設定

ホストオンリーアダプタの設定にハマったため追記しておく

ホストオンリーネットワークの設定を追加

virtualboxメニューバーの「ネットワーク > 作成」からHost-Only Networksの設定レコードを追加

レコードを選択してプロパティを表示、修正する

  • 名前: 適当でok
  • Mask: 255.255.255.0
  • 下限: 10.0.0.1
  • 上限: 10.0.0.254

このとき任意のipv4アドレスが指定できなくなっているため、ホスト側の /etc/vbox/networks.conf を編集する必要がある
(公式docの説明どおりに記載したけどプレフィックス表記わからん..)

$ sudo mkdir /etc/vbox
$ sudo touch /etc/vbox/networks.conf
$ sudo echo "* 10.0.0.1/8" >> /etc/vbox/networks.conf

virtualboxを再起動する

kaliイメージのネットワークを変更

kaliイメージの「設定 > ネットワーク > アダプター1 > 割り当て」に「ホストオンリーネットワーク」を選択
「名前」に自動的に先程作成した設定が選択される。(「適当でok」と記載した部分が表示されている)

また、インターネット接続用にアダプター2にNATを設定する (ホスト経由で物理LANに接続する)

kaliからLANアダプタの設定を反映する

この時点ではまだ設定が反映されないため (Debianのnetwork-manager特有の動作らしい)
kaliイメージを起動して、terminalからLANアダプターの設定ファイルを編集する

$ sudo vi /etc/network/interfaces

下記を既存の設定に追記する

# The primary network interface (アダプター1のホストオンリーアダプタ用)
allow-hotplug eth0
iface eth0 inet static # 静的IPにしている
address 10.0.0.2
netmask 255.255.255.0

# The secondary network interface (アダプター2のNAT用)
allow-hotplug eth1
iface eth1 inet dhcp

ネットワークの疎通確認

それぞれ応答があればok

$ ping ルーターのアドレス # ルーターへのアクセス
$ ping google.com # NATからインターネットへのアクセス
$ ping 10.0.0.1 # ホストオンリーネットワークのホストIPアドレス
tkc310tkc310

ホスト(mac) -> ゲスト(kali)のssh接続

クリップボードを共有できるようにしておく

kaliイメージの「設定 > 一般 > 高度」からクリップボードを双方向にする

ゲストのssh設定

# デフォルトではsshdを起動
$ systemctl start ssh

# システム起動時に自動起動
$ systemctl enable ssh
$ systemctl list-unit-files -t service
# => ssh.serviceのSTATEがenabledになっていればok

# 公開鍵登録用のファイルを作成しておく
$ touch ~/.ssh/authorized_keys

# 公開鍵ログインを許可
$ vi /etc/ssh/sshd_config
# => 下記をコメントインする
## PubKeyAuthentication yes
## AuthorizedKeysFile .ssh/authorized_keys .ssh/authorized_keys2

# sshdの再起動
$ .ssh/authorized_keys

ホストの公開鍵をゲストに設定

# ホストの公開鍵をコピーしておく
$ pdcopy ~/.ssh/id_rsa.pub

# ゲストにパスワードでログイン
$ ssh kali@10.0.0.2
# => パスワード入力

# 公開鍵を追記
$ vi ~/.ssh/authorized_keys

# 認証なしログインできるか確認
$ exit
$ ssh kali@10.0.0.2
$ exit

ホストにショートカットを追加しておく

Host kali
  HostName 10.0.0.2
  User kali
  IdentityFile ~/.ssh/id_rsa

確認する

$ ssh kali
$ exit
このスクラップは2023/03/06にクローズされました