Sora2 動画ジェネレーターを作ってみた
概要
リアルな動画が作れることで話題のSora2ですが、先日APIが解放されました。
今回はそのAPIを使って動画ジェネレーターを作ってみました。
これを社内ツールなどで開放することで、招待コード無しで社員のみが利用する状態を作ることができます。
今回はアクセス制限を簡単にするためGoogle Apps Script(GAS)を使って静的サイトを作りました。

事前準備
- OpenAI PlatformでAPIキーを発行する
- Googleアカウント
- Google Apps Scriptを使うために必要です
完成品のコード
Githubにコードを上げてあります
こちらをクローンして下記の手順でデプロイできます
デプロイ手順
Google Apps Scriptのサイトにアクセスします
新しいプロジェクトを作成します

プロジェクトが作成されました

最初からあるコード.gsにリポジトリ内のcode.jsの内容をコピーして貼り付けます

次にHTMLを作ります。
ファイルを追加からHTMLを選択し、indexと名前を付けます

HTMLが作成されました

同じようにリポジトリのindex.htmlの内容をコピーします

次にAPIキーを設定します
メニューからプロジェクトの設定を選択します

スクリプトプロパティにOPENAI_API_KEYを追加し、ここにOpenAIのAPIキーを設定します

これで設定ができたのでデプロイをしていきます
右上のデプロイから新しいデプロイを選択します

歯車マークからウェブアプリを選択します

デプロイします

この表示が出たらアクセスを承認します


デプロイができました

使ってみる
デプロイができたらURLにアクセスしてみましょう
Text to VideoとImage to Videoに対応しています。
現状は4秒、8秒、12秒の動画しか作ることができませんが、OpenAI側が解放してくれれば長い動画が生成できるようになるかもしれません
GASで作ったメリットとして、アクセス管理が容易です。
社内ツールとして公開する場合、アクセス権限を組織内のユーザーに絞ることでAPIをむやみに使われるのを防ぐことができます。また、Googleドライブやスプレッドシートと組み合わせてデータベース的に使うこともできるでしょう。
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