Google Colaboratory の Python 実行環境をアップデートする

2022/07/18に公開
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2023/07 Google Colaboratory のバージョンは3.10になっていることを確認しています. そのためこの記事内容は古く意味がないですが,記念に残しておきます

!python --version
3.10.12


2022/07現在,Google ColaboratoryのPythonバージョンは 3.7.13 となっていますが,少し古いですね.Pythonのバージョンアップデートするにはどうすれば良いのでしょうか?

TL;DR

下記のNotebookをコピーしてお使いください.(Python 3.9)

Open In Colab

How to create the notebook

Miniconda の最新対応バージョンが Python3.9 なので,Python 3.9 にアップデートすることとします.

!wget -O mini.sh https://repo.anaconda.com/miniconda/Miniconda3-py39_4.12.0-Linux-x86_64.sh
!chmod +x mini.sh
!bash ./mini.sh -b -f -p /usr/local
!conda install -q -y jupyter
!conda install -q -y google-colab -c conda-forge
!python -m ipykernel install --name "py39" --user

次に,ipynbをテキストエディタで開いて下記のように該当箇所を書き換えます.

"kernelspec": {
  "name": "py39",
  "display_name": "Python 3.9"
}

そして Runtime を変更します.Runtime TypeでPythonバージョンを選択できるようになっています.
RuntimeSettings

最後に,バージョンを確認しておきます.

$ import sys
$ print("User Current Version:-", sys.version)
User Current Version:- 3.9.12 (main, Apr  5 2022, 06:56:58) 
[GCC 7.5.0]

Background

2022/07現在,Pythonの最新バージョン(latest stable version)は 3.10.5 となっています.

利用するライブラリの都合でどうしてもアップデートする必要がでてきたのでアップデートする方法を調べていましたが,他の記事ではスクリプトファイル(例:hoge.py)を配置し,それを

!python hoge.py

と実行するやり方しか紹介されておらず,これでは折角のGoogle Colabのインタラクティブな開発体験を活用できているとは言い難いです.
そこで「インタラクティブな開発体験そのままに実行環境をアップデートする方法」を調査しました.

Ref.

Install Python 3.8 kernel in Google Colaboratory の中の下記のスニペットが参考になりました.
ngrislain/py38-success.ipynb

Discussion

リョウヘイリョウヘイ

こんにちは。とても有意義な記事をありがとうございます。厚かましいお願いになりますが、3.10にするコードも教えて頂けないでしょうか。お願い致します。

gicchangicchan

貴重な記事ありがとう御座います。
こちらを実行すると、
from google.colab import drive
drive.mount('/content/drive')
によってgoogle drive中のファイルにアクセスできなくなってしまう様です。

このようにインタラクティブな接続としたまま、google drive中のファイルにアクセスする方法がもしあれば、ご教示願えませんでしょうか。

tk42tk42

記事の先頭に記載しましたが,2023/07現在Google Colabのバージョンは3.10のためこちらの記事のアップデート作業は不要となりました

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