いい感じに社内勉強会を発展させる方法を考察していく
基本的に目的は全体の知識とスキルの底上げなので、テーマは特に絞らなくていいかなと思ってる。
プログラミング、セキュリティ、マネジメント etc... その時々でテーマ決めればいい。
(とはいえ、大枠の方向性というか指針は必要かなと思う)
全体として、現時点で仕事に直結するテーマだけでなく、少し先を見据えた内容も盛り込んでいくような形にはしたい。縦に深掘るパターンと横に広げるパターンのイメージ。
今の仕事に直結するテーマの方がウケはよさそうだけど、そればっかりやってると先細りになるのでそれは避けたい。あまりに実務的な内容に偏りすぎるとわくわくしない。
勉強のモチベーションの源泉は知的好奇心と自己実現の欲求だと思ってるのでこの感覚は結構大事にしたい。(個人的意見)
モチベの話にも通じるが、最も重要なのは主催側と参加側の内発的動機付けで、これがないと意味ないし継続もたぶんしない。
頻度と内容を増やすなら自分以外に主催できる人間を増やしていくのがいいが、強制的に担当者持ち回りでテーマ決めて発表していくようなスタイルは最悪なので避けたい。
主催側も参加側もうまく動機付けできるイメージが湧かない。
ボトムアップ的にやるならせめてテーマは全員から募って皆が興味ありそうなテーマからやっていく方が良さげ。ただ、じゃあ誰が主催するのか?という問題は残る。極論、興味あるんならその人自身が調べて主催すればいいって話になる。それはそれでいいけど、自分以外に誰か自主的に主催したいって人いるのか?というところは疑問。
トップダウン的にやるならDeveloper Roadmapみたいなものを軸に〇〇エンジニアとして必要な知識体系を上から順にやっていくとか。ちょっとしんどいか。重すぎる気もする。
とにかくハードルを下げまくるほうがいいかもしれない。
そもそも勉強会の形式は?ということで代表的なのあげてみる
- 講義形式
- 主催者⇒参加者の授業形式(今までのは基本コレ)
- ボリュームのあるテーマとか、参加者各々の知識に差がある場合はこれがいいと思う
- 基本、教える側・教えられる側の構造なので参加側は受け身になりがち
- それなりに資料用意する必要あるので主催者側の負担は大きめ
- ディスカッション形式
- 特定のテーマに対して参加者同士で議論していく形式
- 知識差があると難しい(事前にその差はある程度埋めておく必要がある)
- ファシリテーターがいないと成り立たない
- 準備に時間かからない
- ハンズオン
- 実際に手を動かして体験しながら学ぶ形式
- リモートだとなかなか難しいかも
- 準備が大変
- LT
- 1人5分~10分くらいで次々に短い発表を繰り返していく形式
- 時間的にボリュームのあるテーマとかは選びづらいので必然的に準備は軽めで済む
- ある程度発表者の数に見込みがたってないとやりづらい
- 知識としては浅い知識習得になりがち
勉強会という形式だけにこだわらなくてもいい気もしてきた。
目的はあくまで知識とスキルの底上げなので、例えば社内で無作為にポストされている技術情報をもう少し整理して、テーマごとに役に立つ参考リンクをどんどん蓄積していくとか。
全員の共有ブックマークを作っていくようなイメージ。
一旦ここまでの思考整理
- 勉強会を主催したい人 or 参加したい人からテーマを公募する
- テーマの中で主催してもいいという人がいればその人が主催する
- 最初はほぼ自分がやることになる気がするけどもそれはそれでよし
- テーマは投票で決めてもいいかも
- 主催は立候補だけでなく推薦制でもいいかもしれない
- 基本は講義形式もしくはライトなテーマであればディスカッションでも可
- いかに主催側の負担を減らすかがカギ
- 細かいテーマはまとめてLTという形でやってもいい
- 質より量 or 量より質 どっちを優先すべきか
勉強会そのものというより情報の流量を増やすためのプラットフォームづくりに焦点を置いて考えてみる