Open4
『オペレーティングシステム - 設計と実装 (第3版)』 を読む。第1日目。環境設定編。
絶版になって久しく、Amazonでの古本の価格も高いけど、たまたま定価で出品されているを見つけて購入したので読むことにする。
本を読む前に、Ubuntu上でQEMUを使ってMINIX 3を実行できるようにする
MINIX 3のユーザーガイドを見ながら、環境を構築する。
最初に、QEMUとKVMをインストール
sudo apt -y install qemu-kvm libvirt-daemon-system \
libvirt-daemon virtinst bridge-utils libguestfs-tools virt-top
インストール後に状態確認をする。
systemctl status libvirtd
ダウンロードページから、書籍バージョンのISOイメージをダウンロードする。
ダウンロードした圧縮ファイルを伸長する。
bunzip2 minix-3.1.0-book.iso.bz2
ハードディスク・イメージを作成
qemu-img create minix.img 8G
インストールを開始する。
qemu-system-x86_64 -net user -net nic -m 256 -cdrom minix-3.1.0-book.iso -hda minix.img -boot d
root でログインし、 setupを実行する。
keyboardは japanese を選択。Ethernet chipは 4 の Realteck 8029 based car (also emulated Qemu) を選択。インストールは、 fullを選択。パーティションは automatic を選択。ディスクはデフォルトの 0 を選択。regionも0を選択。確認にはyesを入力。homeはデフォルトの 752
のまま。ブロックサイズもデフォルトの 4 のまま。
ファイルのコピーが完了したら、以下のコマンドを入力して停止。
shutdown -h now
その後、offを入力して仮想マシンを停止する。
再度、起動する場合は以下のコマンドで起動する。
qemu-system-x86_64 -rtc base=utc -net user -net nic -m 256 -hda minix.img
ソースコードをgitリポジトリからcloneする。
git clone git://git.minix3.org/minix
書籍のバージョンをチェックアウト。
git checkout -b book v3.1.0